冬は温かいものが飲みたくなりますね。わたしは冷え性なので暑い夏でも常温の水を飲みますし、氷の入ったドリンクはあまり好みません。冬は寒いので、「常温よりももっと温かいほうがいいな」ということで白湯を飲んでいます。白湯を飲むって、体にもいいらしいですし。
先日夫とドンキへ買い物に行ったところ、素敵なポットがあったんです。保温ポット。保温するポットだけで、今やいろいろな種類があるのです。夫は以前より保温ポットが欲しいと言っており、そのポット売り場で「私の好きそうなものがある」と離れた場所にいた私に声を掛けに来てくれました。
あ、これいい!と即座に目に留まった白いポット。シンプルなデザインと色。素敵すぎる。
画像:タイガー商品HPより引用
わたしは自分の持ち物には機能と同時に美しさも求めてしまいます。いくらポットが欲しいと思っても、気に入ったものがなければ買いません。それは、これまでさんざん失敗してきて学んだからです。わたしはこだわりが強いので、「機能は優れているんだから・・・」とか「見た目はキレイなんだから・・・」などと何かを妥協して物を買うと、結局それがすっと後を引き続け「やっぱりココが嫌だ」とイライラや怒りの原因に発展してしまうのです。
反面わたしの夫の場合、機能さえ満たせればなんでもよく、デザインや色などは完全無視。なので商品購入の基準は「求める機能を満たしている中で一番安いもの」です。分かりやすいです。
わたしは物に対するこだわりが強いので、家で使う物を買う時は、夫はいつもわたしの意見を聞いてくれます。夫曰く、わたしは「物に、自分の気持ちを合わせるのがヘタ」なんだそうです。なるほど。
今回のポットも、ポットを必要としていたのは夫なのですが、わたしに意見を聞いてくれました。夫が必要としている機能は「保温」だけなので、そういうポットはドンキでめちゃ安く(500円位で)売っていたらしく、「俺なら500円で済んだのに、2000円(だったかな?)くらい無駄遣いするはめになったんだからな」とぶつぶつ言っていました。
でも結局、文句いいつつもわたしの好みのポットを買ってくれるんですよねー。これが素晴らしいところ。
以前のわたしは、「なんでそんなことで文句いうの?」などと怒ったり不機嫌になったりしたものですが、こういう時は「男が実際にやってくれた行動」に注目すると良いです。
わたしの夫は、なんだかんだ言ってすぐにわたしの好みのポットを手配してくれて、数日後には届きました。これはありがたいことですよ。文句いってる場合じゃない。自分にとっては無駄遣いであることが分かっていながらも、しかも自分が使うものなのに、妻の好みの優先させて買ってくれたのですから。いやー、ありがたいな。
このような経緯で我が家にやってきたポットですが、すばらしい点をたくさん発見しましたのでご紹介します。
ポットの素敵ポイントをご紹介
見た目の美しさ
これは購入前から分かっていたことですが、実際に家のテーブルにおいてみたところ、あまりの素敵さにびっくり。この家にやってきたばかりなのに、すごーーく馴染んでる。初日とは思えない馴染みっぷり。
テーブルに置いているだけで心が和む。目に入ってくるものがかわいい・素敵なものだと、毎分毎秒幸せな気持ちになります。
真横からみるとこんな感じ。余計な装飾はなく蓋ととっ手のみで、上から下までスッとしたフォルムがたまりません。
蓋の着脱が、めっちゃ簡単
このように蓋のレバーを摘んで開けるだけ。蓋の着脱はワンタッチ。
こういう蓋類って意外と曲者で、わたしはけっこうな頻度で蓋を上手にしめることができません。水筒とか麦茶をいれるピッチャーとか。
これは発達障がいに起因するものがどうか分かりませんが(あくまでもグレーだし)、割と苦手な蓋も多いし、靴紐を結ぶのも未だに上手に出来ません。
水筒やピッチャーはクルクル回して蓋を締めるタイプのものが多いですが、これがうまく締められない。なぜか蓋が傾くし、傾いたまま閉めるから開けにくいし。注ぎ口が横にきちゃったりするし(それに気づかないで注いでこぼしまくるし)。あと、単純に蓋が固すぎて(握力が弱いから)開かなかったりもします。
ところがこのポットは、つまんで上に上げるだけで開けられる。蓋をしたい時は上から蓋をポンっとかぶせるだけ。どんなに不器用でも、握力がなくても、コツとか考えず使えます。これが想像以上の便利さ。
注ぎやすい
蓋にレバーが付いているのですが、とっ手を持った手の親指でレバーを押しながら傾けて注ぐだけ。とっ手を持ちながらレバーを押しやすいし、レバーは固くないし、傾けるだけ。急須のように、蓋を押さえておく必要もありません。
ずっと熱いお湯がそこにある
このポットに朝起きたらいっぱいお湯を入れておき、テーブルの近くを通るたびにお湯を飲んでいます。
はかどる!お湯を飲むのがはかどりすぎる!
正直、最近水分不足だなとは感じていたんですけど、常温でも水って冷たいしあんまり飲みたくなかった。でもポットがずっとテーブルにあるので、いつでも温かいお湯がのめる。これは飲むよね。
最初の1.2Lは軽くのみ干して再度お湯を入れなおし、2回目に満タンにいれたお湯もその日の夜には飲み干してました。
朝にお湯をいれてから飲み干すまで、ずっと熱かったです。保温効果もばっちり。
洗いやすい
夜は洗って乾かしましたが、形が単純なので洗うのも簡単。口が広くて約7.5 cmなんですが、手がすっぽり入るので清潔に保てます。こういうところまで、ちゃんと配慮されています。
口が広いので、冷たいものを保冷したい人には氷が入れやすいですね。わたしの場合は氷はいれませんが、水筒でも何でも「手を突っ込んで洗えいたい」ので、この「口の広く設計されている点」もすばらしいです。
まとめ
このように、たいへん素晴らしいポット。美しさと実用性を見事に兼ね備えています。今のところ、悪いところがみあたりません。それに使いやすくて、発達障がい向けの商品?介護用品?と思えるくらいの優しさと配慮を感じます。このポットを開発してくれた人に、感謝したい。使いやすくて美しいものって、なかなかないんだから。
ちなみにこのポット、大きさは1.2L、1.6L、2.0Lの3種類あります。わたしが購入したのは1.2のものです。
なぜこの大きさにしたのか?
それは我が家で大活躍のティファールが1.2Lだからです。
このティファールで1.2L沸かして、そのまま保温ポットへ入れるだけ。何も考えなくていいし、効率がいい。素晴らしい。
このポット、保温ポットを欲しかった方全員に、お勧めしたいです。安いを売りにしているポットと比べるとお値段は高いけど、機能がすごいから。ほんとにイイポット。大満足。