1月より週に2回欠かさず通っていた陶芸教室ですが、ついに今週より休校になりました。緊急事態宣言を受け、1か月間休校するそうです。
ジムや図書館・学校・塾・ショッピングモールなどが早々と休校する中、陶芸教室はこれまで通常開催していましたから、長い間やっていた方だと思います。
その間、
- 出来るだけ他の人と離れて作業する
- 昼ご飯を食べるときは、隣の人との距離を(これまでより)広めに取って座る
- 昼ご飯を食べ終わったらすぐにマスクをする
- お茶を飲む時は湯呑ではなく紙コップを使う
- ドアを開けっぱなしにする
・・など対策はしていましたが、緊急事態宣言ともなれば仕方ありません。
趣味である陶芸は、どう考えても不要不急のものではありません。
また、陶芸教室に通う会員さんは年配の方が多く、特に男性は年齢が高い気がします。それは男性の場合「定年後の趣味」として取り組んでいる方が多いからでしょう。そうなると少なくとも60歳以上ということですよね。
*働き盛りの男性会員も中にはいらっしゃるようですが、そういう方は土日に通っているらしいです。わたしは平日にしか行かないので、必然的に「平日に陶芸をするだけの時間がとれる方」としか顔を合わせないことになります。結果、わたしがお会いする男性会員さんは「ほぼ、おじいちゃん」です。
女性の場合はそこまでではないですが、それでも40代前半のわたしが一番若いのですから、あらゆる趣味において「取り組んでいる人間の年齢層が高め」の趣味と言えるかと思います。
年齢が高い人の方が、コロナにかかった時に心配ですから、やはり陶芸教室は「誰かと密着するような趣味ではない」にしても、全面的に休校の方が安心ではあります。
もともと休校になる前から、4月頭くらいからは来ている人はガクっと減っていました。教室内の人数は、いつもの半分以下になっていたような気がします。持病のある方とか心配な方は、自らお休みしているようでした。
しかし自主休校しても、教室側からの強制ではないので、月謝は戻りません。わたしとしては「不要不急ではない」と理解はしつつも「これだけ人がいなかったら、(ドアもまともに閉まらないし、壁に穴が開いているような環境なので風通しもめっちゃ良いしで、)全然「密」じゃないから行っても大丈夫だろう」と思って通っていました。
それなりお金に余裕がある会員さんの場合は「行かなくても月謝を払う」ことは、抵抗が無いかもしれません。何か月も来ていないのに、月謝だけはしっかり納めにくるという会員さんもいるそうです。幽霊部員ならぬ幽霊会員です。
わたしは「月1万円以上もする、決して安くない月謝を払っているのだから、通える時間は最大限有効活用したい」というタチなので、お休みするなんてもったいないとつい思ってしまいます。もちろん、お金よりも命が大切であり、その為に今は「余計なところには行かない」ことが大事な時期ですから、陶芸教室に行かないという選択は正しいのです。
それでも「開催されているから」と通っていましたから、休校になって強制的に通えなくしてくれて良かったと思います。たとえ3密でなくても、外にでる以上どんなところからも感染のリスクはあるのですから。
陶芸が出来なくなるのは残念だけど、リスクをおかしてまでやることではありません。つくづく趣味は「平和な日常があってこそ」のものですね。