【レシピ】ぷるぷるトロトロ、軟骨ソーキの煮つけ。活力鍋で簡単に。

  • 2019年9月27日
  • 2019年9月27日
  • レシピ

夏に毎年沖縄へ旅行に行っています。行った先では特段意識せずに好きなものを食べるんだけど、帰ってくるととたんに沖縄っぽいものが食べたくなるというこの矛盾。今年の旅行ではラーメンと肉ばかり食べ、沖縄そばさえ食べに行かなかった。思い起こしてみるとその前の年は、100円寿司とラーメンだったし、さらに前の年も100円寿司とラーメンだった。たぶんだけど、旅行っていうのはすごく期間が短いから、その時「食べたいものを食べなきゃ」っていう気持ちが強い。だからラーメン好きとしてはどこに行ってもラーメンは外せない。今年の夏は肉づいてたから、沖縄でも肉を食べていた。

だけど、沖縄から帰ってきちゃうとね、寂しくなって。あー、今年のわたしの沖縄は、もう終わってしまったなと。こうなってくるとなんか沖縄っぽい物が食べたくなる。沖縄では全然食べようとも思わなかったのに。ゴーヤチャンプルもフーチャンプルーも。今年は予定してた定食屋さんがやってなくて、AランチやCランチとかそういう沖縄っぽい定食も食べてない。食べてないものが多すぎるから食べたもの聞いてくれると助かるんだけど、沖縄っぽい食事で食べたものといえば、ホテルで自作した沖縄そばとあやぐ食堂の野菜そば・島豆腐・海ぶどう・もずく天ぷら。

ほんとはね、ほんとを言うと、長く沖縄にいられるなら、時々は沖縄の定食を食べに行きたい。定食屋、めぐりたいよね。ディープな定食の世界を、めぐりにめぐりたい。だけどあわただしい旅行で、ゆっくりと定食屋をめぐりめぐってるヒマなんてないわけ。家族を連れまわして。

唐突に話が定食から食材に飛んでしまうけれど、でも一度は書かねばと思っていたから書くけど、だいたい沖縄ってさ、食材が総じて高い。スーパー巡りが好きだから、沖縄へいったってスーパーばかり行っているけど、野菜は福岡産とか千葉産とか栃木産とか日本全国から運んできてる。ある時は北海道産を見かけて目を疑った。え?遠くない?沖縄から北海道って極めて遠くない?だから仕方ないんだけど。沖縄は島だから、どこから運んでくるにしたって遠い。食材が高くなっちゃうのは致し方ない、それは分かる。
だけどゴーヤはさ、安くあって欲しかったよね。本場なんだから。ここで本気出さなきゃいつ出すの?っていう。うちの近所のスーパーでは、ゴーヤは安ければ1本100円、高いと250円位する時もあるけど、1本100円なら買うというのがわたしの中での基準。だから、沖縄でゴーヤを買うなら、沖縄という地の利を生かして、もう1本10円くらいの根性をね、見せてくれたらといいなと思うんだけど。なかなか思う通りにはならなかった。こんなんだったら、ウチの庭の方がまだ本場だよって。植えてもいないのに(その前の年に生えてたゴーヤを収穫せずに放置して、熟しすぎてオレンジになって中の赤い種が丸見えになるほどぐちゃぐちゃになっても放置して、いつのまにか腐って地面に落ちていたらしい種で)勝手に生えていきて、一度に10本とかとれて困った年もあったし。一度苗植えたら自動的に何年も生えるからね、ウチのゴーヤは。雑草みたいで愛しい。
なんなら、ゴーヤなんて沖縄の家ではそこらへんにいつも自生しているようなイメージなんだけど、たぶんそんなイメージの沖縄っていうのはだいぶ古くて、外国人が「日本人は全員、侍か忍者」とか「全員着物着てる」くらいの勘違いなのかもしれない。那覇なんて都会だし、「庭にパパイヤとかゴーヤとか勝手に生えてるよ~~」なんていう沖縄への幻想は、幻想にすぎない。もっと離島へいけばそういう沖縄も残っているかもしれないけど、本島かつ那覇では、ゴーヤはそのへんに生えていない。普通の都会。そんなわけで、ゴーヤでさえそんな安くなかったりもした。関東は野菜が安いというのはもちろんあると思う(わたしが通っているスーパーはかなり安い)。
ゴーヤと同じく沖縄を代表するマンゴーもね、これもまたマンゴーも安くない。沖縄。むしろ高い。なぜなら沖縄産だから。沖縄産の品質の良いマンゴーだから高い。わたしは沖縄に行ったらミニマンゴーを楽しみにしてるんだけど、これも高くて、高い上にあまり売ってない。ミニマンゴーは沖縄でしか見かけないから、見かけた時は買おう!と思うんだけど、それでもちっちゃーーーいマンゴーが数個で1000円超えてるんだから、覚悟はしてきてるけど、やっぱりちょっと身構える。そしてどうしようか悩む。
なんなら今年なんか、悩んだ上で買ったスーパーのカットマンゴであたったもの。唇とか口の中がなんだかかゆくなってすぐ食べるのやめたけど、値段が高い上に攻撃までしてくるんだからタチが悪い。「もう今年は旅行中マンゴー食べない!」と自分の中で拗ねてもみたけど、でもミニマンゴーの誘惑には勝てず、攻撃されてもいい覚悟でやっぱりミニマンゴーは買った。その時は5個で1200円位。悔しいけど味はやっぱり美味しかった。

マンゴーに関しては、旅行から帰って近所のスーパーで1個198円のマンゴー見つけて速攻購入。このくらいのレベルと価格でいいんだって。果物なんだからさ、手に届く価格にしてくれと。198円のマンゴーはもちろん沖縄のじゃなくて、フィリピン産だったけど美味しかったし。

そんなわけで毎年旅行から帰ると、とたんにわたしの中の沖縄に火がつく。そして火を噴き始める。家族は、そんなに沖縄の食べ物食べたかったんなら旅行中に食べれば良かったじゃん?と思うだろうけども。ゴーヤ買ったりソーミンチャンプルー作ったりもずくの天ぷらつくったりポーク卵おにぎり作ったり、とたんに沖縄の家庭みたいになる。あ、でも沖縄の家庭ではそんな沖縄づいてはいないのかな。沖縄の家なんだから、沖縄づいてる、とは言わないか。

今回はソーキです。ソーキっていうのはソーキそばのソーキで、豚のあばら肉のこと。本ソーキと軟骨ソーキがあって、固い骨があるのが本ソーキ。こちらはスペアリブと呼ばれるところ。食べると中まで柔らかいのが軟骨ソーキ。どちらもソーキなんだけどわたしは軟骨ソーキが好き。軟骨ソーキはしっかり煮ると軟骨部分が柔らかくプルプルになる。スペアリブの本ソーキは、いくら煮ても固いまま。

軟骨ソーキなら、食べるときに全部骨ごと食べられるから、食べやすいし、プルプルになった軟骨も好き。この豚バラ軟骨は、たまーにスーパーで見かけることがあるけど、売っていないスーパーも多いかも。あと、軟骨とはいえ煮る前は固いので、出来れば小さく切られて売っている物の方が、煮るときに扱いやすいのでおすすめです。鍋にうまく入らないという問題がなくなります。

他の部位に比べても、安い。安くておいしい。

材料

豚バラ軟骨2600g
500ml
50ml
みりん50ml
醤油80ml
本だし小さじ4
黒砂糖小さじ6
ニンニク1片(潰す)
コンブ5×10cmくらい

作り方

活力鍋に、肉がかぶるくらいの水、ネギの青い部分、ショウガの薄切りを入れます。
ネギもショウガも、家にあれば入れて下さい。わたしも、たまたま家にあったので入れました。

H(高圧)で20分加熱します。赤いピンが下がるまで放置して冷まします。
さめたらざるに開け、軽く水で洗います。
鍋に、材料の水、調味料等全てを入れて煮立たせます。そこへ洗った肉を戻し、しばらく沸騰させたら火を止め、冷まします。
荒熱がとれたら、冷蔵庫へいれ、しっかり冷ますことで味をしみ込ませます。

完成

一品としても、ソーキ丼、ソーキそばなどの麺類のトッピングとしても使えます。軟骨まで柔らかくなって、子どもでも食べられます。ソーキを作っておくと、なにかと使いまわせます。

お酒について

わたしはソーキには日本酒を使っています。理由は「いつも家にある」から。いつも家にあるもので作る方が手軽でいいからです。日本酒だとクセのない味に仕上がりますが、酒を泡盛に替えると沖縄気分がアップします。泡盛で作ったことも何度もありますが、生粋の関東っ子であるわたしには「泡盛で作った方が、断然うまいぜっ!!」とは感じませんでした。だから日本酒。
料理なんて結局は好みだし、おいしいかどうかなんて食べる人のその時の気分次第だし、そもそもそんなに食べる人が味にこだわってなかったりするし、作る側も食べる側も「その時の気分とか情報が先行」してるんだから、気分が上がるなら泡盛だし、なんでもいいなら料理酒だっていいし、我が家ではおいしい日本酒つかってるけど、好きなのでいいじゃん?いちいち「絶対コレじゃないとダメ」なんていうのはうるさいよね。

肉の量について

肉の量は適当です。レシピにのせている肉量は、今回購入した肉の量がたまたまこの量だったというだけです。このくらいの肉の量で、調味料はこんなくらいで足りるんだな、くらいの目で見て下さい。家庭料理なんだから。適当でOK!

砂糖について

砂糖は黒砂糖を使用。黒砂糖はコクが出ます。お酒の時は「好きな酒を使わせろ」と、さんざんな言いっぷりで暴言を吐きちらかしといてゴメンなさいなんだけど、砂糖は黒砂糖の方がいい気がする。いい気がするだけで、砂糖じゃ作れないわけじゃないけど、黒砂糖おすすめ。家になかったら買いに行く、そのくらいわたしは黒砂糖。

簡単に作るポイント

ソーキの煮つけを作るレシピにおいては、茹でこぼすとかアクをとるとか、面倒くさいのもありますが、そういうのは何もやりません。何もやらなくても美味しくできるので、出来るかぎりの手間はかけない方向でつくっています。面倒だと作るのイヤになっちゃうから。味を付ける前に、一度ざっと洗って余計な脂を落とすだけでいいです。

ソーキ:まとめ

レシピとしてはとっても簡単なんですが、味は本格的。最後の味を付けるところでは、じっくり煮るレシピもありますが、わたしのレシピは、冷蔵庫で冷やしている間にしみ込ませるので、サッと煮るだけ。だから調理時間は短いです。

使っている鍋は、アサヒ軽金属の活力鍋です。持っていない方はお持ちの圧力鍋で作って下さい。圧力鍋でない場合は、下茹での段階で、1時間位柔らかくなるまで煮て下さい。

▼わたしが使っているのはこの5.5リットルの古い形です。17年使っていますが壊れないし機能も衰えない。丈夫で便利。一家に一台あっていいと思う最高の圧力鍋(活力鍋)。

▼かわいいミッキーのもあります。
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