運動が大の苦手な発達障害主婦が、コナミスポーツクラブのスタジオレッスン全種類に参加する。シェイプエアロ&ストレッチ編

  • 2019年10月9日
  • 2019年11月14日
  • 生活

第9回目レポート

シェイプエアロ&ストレッチ
「歩く」動作を基本に膝や腰への負担を抑えて有酸素運動を行います。エアロビクスに慣れてきた方向けのクラスです。ジムでもらったレッスンのご案内チラシより

今回はシェイプエアロ&ストレッチです私が通っているジムではエアロビクスのレッスンは、3つあります。

かんたんエアロ&ストレッチ
シンプリーエアロ&ストレッチ
シェイプエアロ&ストレッチ

おそらく、かんたん<シンプリー<シェイプの順に、難しいんだろうと思います。つまり今回参加するシェイプが一番難しいということ。エアロビ系はもともと苦手意識が強く、出来るだけ参加は避けていたのですが、今回でスタジオレッスン8回目の参加となり、「とりあえず1回は全部のクラスに出てみる」という戦略上、残りのクラスが少なくなってきたこと、シンプリーエアロは割と無理なく出来たし、これならシェイプもいけるんじゃない?と思ったことから、シェイプエアロ&ストレッチへの参加を決めました。

シェイプエアロエアロ&ストレッチに参加している人々

今回選んだプログラムは平日朝いちのレッスン。9:30開始という早い時間です。わたしはこの時間に参加するために、家事を大急ぎで片づけて、レッスン開始の5分前にジムの受け付けになんとかたどり着きました。しかし、朝いちだというのに駐車場は激込み。駐車で時間がかかって道を塞いでる車(オバチャンが運転)がいて、そのオバチャンのすぐ後ろの車はクラクション鳴らしてるし、さらにその後ろに数台車が並んじゃって、イライラの空気が充満しているというちょっとした修羅場でした。わたしはそういう空気に敏感なので、その時点でだいぶ疲れてしまいました。

さて、今回の参加者は全員で17名。白髪で60代位とおぼしき男性2名+50代男性1名。残りは40代~60代の女性。わたしと同じくらいの年齢(40代)は少なくて、全体的に年齢層は高そうな感じです。そして中高年女性の多いクラスにありがちな、レッスン前のおしゃべり。開始前に2~3人で固まっておしゃべりしているグループが数組。たぶん、常連さんが多いんじゃないかな?という雰囲気。

場所的にはスタジオ後方の端という、わたし的に良い位置をゲット。おしゃべりしている人々をぼんやり横目にいれつつ、なんとなーく軽く準備運動をしながら、開始を待ちます。

レッスン開始

インストラクターは中年女性。エアロビクスのインスラクターって、わたしにとってはその肩書だけでコワイ。「ザ・ジムの女」で、焼けた肌に白い歯、蛍光黄色のタンクトップを着てキャップなんかかぶっちゃって痩せてるんだけど筋肉もりもり。どちらかと言えば、というより決定的にインドアなわたしからみるとどうしてももう埋めようのない壁がそこにはある。こちらから積極的に壁つくってます、という感じなんだけど、しかもそれが一番難しいクラスのインスラクターなんだからある意味どんな化け物がきても仕方ないというあきらめはあります。実際どうだったかというと、黒のタンクトップだったから、蛍光とか原色で来られるよりは威圧感はなかったし、肌の色も普通だったし、普通の日本語をしゃべってくれてて助かりました。わたし、日焼けしてる人とドギツイ色の服の人にはどうも身構えちゃうところがあるみたい。

それで日本語を普通にしゃべってくれてるだけでありがたいなって感じだったんだけども、レッスンを最後までうけてみた感想を結論から言っちゃうと、

むーーーーーりーーーーーー
でした。

レッスンの流れ

最初は簡単な動きからスタート。右に左に動いてステップタッチとか、かかとをお尻まで付くようにあげるとか歩くとか、前に進んで下がるとか。そういう基本的な動き、一つ一つの動きはついていけました。動きを1個ずつ切ってもらえるなら、それは出来た。だけど、レッスンが進むにつれ、少しずつ動きが長くなっていくんです。例えば、

1.前に足を1歩踏み出して下がる

2.前に足を1歩踏み出してから反対側の足を素早い動きで前に持ってきて下がる

2.前に足を1歩踏み出してから反対側の足を素早い動きで前に持ってきて下がらずに左右にステップタッチ

3.前に足を1歩踏み出してから反対側の足を素早い動きで前に持ってきて下がらずに左右にステップタッチ、ステップタッチの時に両手の動きを加える

4.前に足を1歩踏み出してから反対側の足を素早い動きで前に持ってきて下がらずに、腕を動かしながら左右にステップタッチを2回したら斜め後ろに下がる

5.前に足を1歩踏み出してから反対側の足を素早い動きで前に持ってきて下がらずに腕を動かしながら左右にステップタッチを2回したら斜め後ろに下がり、反対側にも2歩下がる

6.前に足を1歩踏み出してから反対側の足を素早い動きで前に持ってきて下がらずに腕を動かしながら左右にステップタッチを2回したら斜め後ろに下がり、反対側にも2歩下がる。その時ちょっと飛び跳ねる

7.前に足を1歩踏み出してから反対側の足を素早い動きで前に持ってきて下がらずに腕を動かしながら左右にステップタッチを2回したら斜め後ろに下がり、反対側にもちょっと飛び跳ねながら2歩下がる。下がりつつ後ろを向いて後ろ側の足を前からクロスして前に向きなおって・・・

このような感じでずーーーーーーっと続くんですよ!わかります?
要は伝言ゲームみたいな感じ。でね、伝言ゲームって、正確な情報を伝えていかないと最後の方はわけのわからないものになってたりするけど、わたしの場合も同じで、上の例だと2番目の動きから出来てなかったんです。すでにここで終わってるんですよ。これが「この動きのみ」だったら、もう少し練習したらできたと思う。だけど、ステップも早いし、動きは全部連なって滑らかにすべるように進んでいくわけです。これは難しい。

ジムのスタジオレッスンで、「これはついていけないなぁ」と激しく感じたのは「ボディコンバット」の時で、もう体力的に全くついていけてなくてコテンパンにされたけども、今回の場合はわたしの特性上ついていけないという状態。違った意味での「ついていけない」を味わいました。発達障害系の特徴だと思いますが、わたしは特に「短期の記憶」が苦手です。何かを短い期間に覚える、手順を覚える、流れを覚える、数字を覚える、そういうのがもう全く。頭に残りません。
「今日は牛乳を買う」という用事で買い物に行っているのに、違うものをわんさか買ってきて牛乳は買い忘れるというそんな日常にも表れていますが、短い間だけ何かを忘れずに覚えておいてすぐにその情報を使う、というのはほとほと難しいです。例えば

今日は○○時に宅急便が来るよと誰かに言われる。
〇〇時に電話して、と言われる。
あとでこれやっといて、と言われる。
というような、人から言われること、特に耳から入る情報はほぼ右から左に抜けます。その時は「うん、わかった」と自分でもわかった気にはなるんだけど、たぶん10秒と覚えていない。だから、覚えていけないといけないものは必ずカレンダーに書き込むようにしています(そうするとわたしが書いた情報を家族の他の人も見るので、わたしがその情報を見ることさえ忘れたとしても、誰かが気づいてくれる可能性があるからです)。状況によってはそのように「自分が苦手とするものを乗り越える対策」が取れるからいいんですが、エアロビの動きなんていうものはノートをとって覚えていくものではなく、その場のノリで動きながら体で覚えていく種類のもの。だから繰り返しやっていれば、わたしだってちょっとづつなら覚えていけるとは思うけれど、
一つ一つの動きが早い+一連の動きが長いという状態では、まったくついていける気配なし。もうレッスンの途中で、笑いだしちゃうくらいに出来なかった。出来なさにおかしくなって笑えて、それで笑顔で踊った。ここまで出来ないもんかね?他の人も気持ちよさそうに笑顔で踊ってたけど、笑顔ならわたしも負けてなかったと思うよ、意味は違うけど。

インストラクターの足の動きを見つめてなんとか右に左にと足を出してみるんだけど、右とか左とかのタイミングもずれまくって、数回繰り返しているうちにコツをつかんでなんとなく合ってくる・・・ということもなく、最後まで、最初のステップさえうまく出来ないまま終了。
もう、棒立ちでもいいかな~ってくらい分からなかった。なんとなくくるくる歩いてみたりしたけど、難しすぎる。動き、複雑すぎる。わたしがこのレッスンに1か月出ても、今日の動きさえ飲み込めないと思う。

わたしはこんな状態だったけど、ほかのおばちゃんたちはそれなりに流れるような足さばきで楽しそうに踊ってたから、慣れていらっしゃるのだろう。インスラクターは、「ぎっくり腰なんですよ」みたいなことを言ってて、たぶんちょっと休むためなんだと思うんだけど、途中で踊るを時々やめて「さあ、やってみて!!」と全体に声を掛けたりしてた。でもそうされるとわたしにはまったく動くすべがない状態。他の人はインストラクターが前で踊らなくても、動きが頭に入っているらしくちゃんと踊ってるけど、最初のステップからつまづいているわたしにはさっぱり。しかしぎっくり腰なんて動くのもつらいはずなのにこんなに踊って、インスラクターって大変だなぁなんて思いをはせつつも、実際はぎっくり腰のインストラクターはインストラクターだけあって美しい動きで、ぎっくり腰でもなんでもない元気いっぱいのわたしの方は、おかしな動きなわけで。

こんなに大変なのにこれで「エアロ中級」っていうんだからね。「中級」とな?エアロ・・・・。

レッスン終了後

今日のレッスンはついていけなかったけど、体力的についていけなかったわけではないので、疲れませんでした。むしろ体力は余ってる。はぁはぁ言うような疲れじゃなくて「うーーーーん???」というような疲れ。ある意味消化不良でした。消化できませんでした。運動をやりに来たのにもったいない感じがします。

レッスン終了後、インスラクターが入口に立ち、一人一人にタッチして「お疲れ様でしたーー」とか「また来てくださいね」とかいうんだけど、わたしには「ナイスファイト!」と言ってくれました。うん、ナイスファイトだったよね。ステップが分かっていなくて動きもずれてるしめちゃくちゃな踊りだったけど笑顔で(他の人の笑顔とは意味が違うけど)最後までやったんだから、ナイスファイトとは言えるよね。わたしの口からは一度も発したことがないような気がする「ナイスファイト」、便利な言葉です。
どうひいき目にみても「かわいいですね」とは言い難い赤ちゃんには「元気そうですね」と声をかける、そんな便利さがあります。今後多用しようと思います。

シェイプエアロ&ストレッチ感想・まとめ

ある意味、自分の苦手な部分が浮き彫りになったレッスンでした。ずっと頭の体操をしているような感じです。頭の体操なら、クロスワードパズルとか数独とか、体は動かさずに集中して座ってやりたい。何かをやりながら何かをする、とか、これやってこれやって次にこうして・・・・という流れを聞きながら動くというのは難しいと感じました。これまでのレッスンでそこまで感じなかったのは、それぞれの動きが長すぎなかったから。今日のレッスンの動きは、わたしの「耳から聞いて、その内容が頭に残る情報量」を超えてました。インストラクターみたいに、華麗に流れるようにおどれたら楽しいだろうなとは思うけれど、何度もレッスンに出てうまくなりたい!とは思いにくいレッスンでした。紙に書いて繰り替えし読まないと、頭に入りません。

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