サラダチキンもここまで来たか。
いったいサラダチキンって何なんだろうな・・・
そんな思いにさせてくれた味。サラダチキンチャーシュー味。
スーパーで見かけたときは、それは驚きました。
サラダチキンって・・・。サラダチキンはどこまで行ってもサラダチキン。あくまでもサラダチキンだから。サラダチキンって鶏の胸肉だから。ねぇ、聞いてる?
プレーンと、プレーンに飽きてしまった人の為にハーブ味くらいは分かる。せいぜいそんなものでしょ?
と思ってたんですがね、今サラダチキン売り場に行ってみるとホントにいろんな味のバリエーションがあるんですよ。びっくりします。
チャーシュー味を見かけた時は驚きとともに「その手があったか!」とショックを受けました。相手はただの胸肉。どんな味を付けたっていいんです。美味しく食べれればそれでいいんです。わたしにその味の発想はありませんでした。
ほぼ毎日胸肉を食べるわたしにとって、味のバリエーションはあればあるだけありがたい。ふだんサラダチキンは自作派であって、外でサラダチキンを食べることはほぼありません。値段の問題で。だって胸肉はとにかく安いから。100gあたり40円を切ってくるからね。
今回は勉強のため、チャーシュー味を購入して食べてみることにしました。
購入したサラダチキン、実食
肉質は、驚くほどの柔らかさ。胸肉のパサパサ感は全くなく、なんなら胸肉っぽさもない。わたしが作るサラダチキンも柔らかいけど、ここまでではない。この柔らかさはどうしたら再現できるんだろう?あと、味はたしかにチャーシュー。

しかし「こんなの変、嫌い」ではなくて、新しくておいしい。これはおいしい。完全にサラダチキンの一員として「アリ」です。
さっそく作ってみよう。チャーシューを作る時の調味料を入れておけばそれっぽく作れるはず。
チャーシュー味サラダチキン 材料
砂糖 小さじ1
片栗粉 小さじ1
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
にんにく・生姜 少々
生姜はチューブで小さじ1程度を使用
レシピ:作り方
おすすめの切り方は、以前紹介したように、指1.5本分くらいの太さです。


沸騰したお湯を注いで上から重し(皿)をし、保温60分。
荒熱がとれたら冷蔵庫で保管してください。
ポイント!
切った胸肉に砂糖と片栗粉をまぶし、しっかりと揉みこむこと!
以前は砂糖も一緒に保存袋に入れていましたが、入れる前に手でしっかりと揉みこみ、さらに片栗粉も入れて揉みます。しっかり揉んでから保存袋へ入れて下さい。
実食&まとめ
新しいサラダチキンの誕生です。これまで作ってきたサラダチキンはさっぱり系が多く、単品で食べると物足りない気がすることもありましたが、今回の味は「チャーシューの味」なので、おかずの一品として成立しそう。

また今回は新しい試みとして、保存袋に入れる前に『砂糖と片栗粉をいれて手で揉みこむ』という作業を加えました(より柔らかさを追求する為)。これまでは切った鶏肉を袋にいれてから、全ての調味料を入れて、袋の上から揉んでいました。
このことにより、よいしっとりとしたサラダチキンになりました。丁寧に作りたい・柔らかいサラダチキンを食べたいという気分の時は、この作り方がおすすめです。
家族には好評で、とりわけ食べ盛りの息子が気に入った模様。他のサラダチキンよりもがっつり味(とは言ってもあくまでも胸肉ですからさっぱりはしていますが)なので、男性も好みそう。
サラダチキンを自作する場合のお楽しみですが、炊飯器から出したてのあたたかいサラダチキンは最高に旨い。サラダチキンは低温調理なので、冷蔵庫で保管したあとで温かいサラダチキンが食べたくなっても、レンジでチンしてしまうとどうしても固くなってしまうんですよね。チャーシュー味はおかずっぽくもあるので、調理後に冷やさず、出来上がったら温かいうちに食べるのが良いなと思いました。
次回は夕飯の時間に合わせて作ろうと思います。