陶芸教室24回目

  • 2020年3月30日
  • 2020年3月29日
  • 陶芸

陶芸教室24回目の活動記録です。

この日は、東京都で「週末の不要不急の外出をさける」ようにいわれた日の数日後。ここは埼玉県ですが、陶芸教室は物凄くがらんとしていました。いつもわたしが行く時間(10:00過ぎ)には、数人が既に活動し始めているのですが、この日はわたしと先生のみ。しばらくして女性一人、午後にもう一人が来て、それ以上は誰も来ませんでした。とてもひっそり。みなさん自主的に、来るのを控えていらっしゃるようです。

だいたい陶芸教室に通う方はご年配の方が多いので、集団感染でもしたら大変です。陶芸教室はどう考えても「急ぎの用事」ではありませんから、家族もわざわざこんな時期に行かなくても・・・と、止めることでしょう。わたしなら止める。

石膏の型・その後

先週の陶芸教室では、わたしは張り切って石膏の型を作りました(→陶芸教室21回目)。形は角柱で、しっかりまっすぐの四角を作りたいため、手で一つ一つ作るのでは時間がかかるし、どうしても歪んでしまうので、それなら型を作れば手早くいっぱい同じ形ができるんじゃないかな?と思ったのです。

石膏型が使えるようになるまでには1週間程度乾かさないといけないと言われたわたしは、この石膏型が出来上がる日を楽しみにしていました。朝起きたら、石膏型を外にだし、数時間ごとに裏と表をひっくり返し、手でなでたり顔にくっつけたりして乾き具合を確認し、それはそれはよく面倒をみました。念のため、毎日粘土を詰めて試してみては、うまく出来ないことを確認しました。そんな生活の中でようやくわたしは気づくのです。

この形なら、型を使わずに板から切り取った方が早くね?
そうなのです。ここで気づいたのですが、型に粘土を詰めて取り出しても、そこまで(わたしが求めているレベルには)キレイな型にならず、キリっとしたまっすぐ感が出ない。この型を取る為に何度も粘土を1cmの板にのばし、カッターで切り取る作業をしましたが、この「型を取る為のもとのカタチ」が欲しいのだから、あのまま大量生産すれば良かったんじゃ・・・?
と、ふと思いついてしまったんですよね。型のものよりもカッターで切った線の方が、くっきりとまっすぐな辺になるのです。型に粘土を詰めて取り出すと、どうしても歪み、その歪みを直そうと指でなでるとまっすぐじゃなくなる。結果、型の意味がない。つまり。
石膏の型をとる意味がない形の型を作っていた。
ということになります。これは大発見。
ということでこの石膏を作っていた時に手伝ってくれていた先生に「この形だと型取る意味ってなかったですよね?」と上記の内容を話したところ
それはね・・。わたしもね、
その形だと型の意味はないと思ったんですけどね。
んーー、なんか言い出せなかったんですよね・・・。
と遠慮がちに言われました。そうですよね。そうでしょうとも。
・・・というやり取りが前回あって、それを本日担当の先生に出来上がった型を見せながら話したところ
型とりたいって聞いたから、どんな型をとったんだろうと思っていたんだけど。その形じゃ意味ないね、切ったほうが早いね。
ズバァっと言われました。
でもいいんです。いい経験になったし楽しかったんだもの。そんで、初心者なのに、そのことに自分で気づけたってすごくない?逆にすごくない?と思ったのでした。

粘土を板状に伸ばす

予定していた石膏型での大量生産がうまくいかないことが分かったので、「粘土板を作って切る」という方向にシフトチェンジ。

まずは板を作るのですが、柔らかいとカッターでまっすぐに切れないということで、板状にしたらこのまま固くなるまで放置します。

この板状のものを作るだけで、2時間も経過し午前は終了。わたしってなんか・・・遅いんだろうな。つくづく。

釉薬がけ

この日の朝、「明日、電気釜を焼くよ~」を聞いたわたし。間に合うならいくつかはぜひとも焼いてもらいたいと思い、急遽釉薬がけをすることにしました。

わたしの通う陶芸教室は、窯の日は酸化還元ともにだいたい月1回ですが、電気窯は数か月に1度しか発動しないレアもの。作品を電気で焼いてほしいという人は、何か月も焼くのを待っているそうです。

今日聞いた、電気窯の特徴
絵具の発色が良い
ガス窯とはちょっと違った感じに焼きあがる
オリベがいつもより色が薄くなる(おすすめしない)
透明釉をかけると、かかっていない部分との境目が赤くなることがある
陶芸教室に通い始めて3か月目で初めての電気釜です。

おわん

釉薬:白萩
濃さ:少し濃い
かけ方:ズブがけ
焼き方:電気
ピンクが多少混じった土で作ったもの。マグカップを作りたかったのにおわんになってしまった時点でかなり興味が失われている作品です。なので釉薬も適当にきめました。一応、ピンクが活きるように、かと言って透明だと面白くないよねというアドバイスをもらい、白萩という白っぽい釉薬をかけました。

ピアス群

最近趣味で作っているピアスの第1陣が、素焼きで上がってきました。

今日はそのうちの数個を、焼いてみることに。

小さいパーツ1個1個を、ピンセットで挟みながら釉薬掛け。
わたしは細かい作業が好きだからいいけど、これ、けっこう集中力のいる作業です。
こんな小さい粒の為に、パーツごとに釉薬を変えていちいち混ぜてバケツにうつして準備するので、効率悪いなって気はしています。
今日の釉薬掛けはここまで。先日学んだガラスも取り入れてみました。仕上がりが大変楽しみです。
窯担当の先生が、これを窯に詰めてくれるのですが、こんなこまかいパーツを触るのは誰でもイヤですよね。ちょっと指がふれただけでも隣のパーツにくっつきそう。パーツ間は狭いところで1~2ミリくらいしかありません。作品作りというのは、いろいろな人の助けがあって初めて完成するのだなぁと改めて思います。感謝です。
陶芸教室で作れるものは食器だけではありません。オブジェとかアクセサリーを作っている人もいます。この日はアクセサリーを長年作ってきた方がいらっしゃいましたが
(アクセサリーを作るのは)わたしはすっごく楽しいんだけどねー、先生は大変よね。
と言っていました。他の作品とくらべて格段に小さいため、焼く時にかなり気を使うみたいです。作る側は「作って楽しい」なんですが、「他人の作品を焼いて仕上げる側」は気を使いそうです。

板状の粘土を切る。

15:00頃、板を切り始めました。作った板を持ち上げてみて、へにゃっとならないくらいの固さです。このくらい固くなっていると切ったときに曲がらないのでまっすぐに切れるとのこと。

やることは、欲しい厚みで切り取った粘土を、ほしい長さに切るだけ。
単純なことなのに、これが実に難しい。指で作る形はゆるやかで、ゆがみも「いいアジ」とすることにしてごまかしがきくのですが、まっすぐというのは誰がみても真っすぐなので、まっすぐじゃないということは人間の目には良くわかるのです。

「まっすぐにしようとしているのに出来ていない」と受け止められる、歪みが目立つ形なんですね、まっすぐというのは。

わたしはどちらかと言えば器用な方だと自分では思うのですけど、まっすぐに線を引くというのは難しかった。そういえは、折り紙を折る時、「角と角を合わせる」のも苦手でした。

今日教えてもらった、まっすぐに切るときのポイント

定規は厚みのあるものを使う(定規よりも木の板の方が、厚みがあるので好ましい)

定規にカッターの刃を押し当てて切る

刃に厚みがあるカッターを使う

これらのポイントを守りつつ切っても、何度やっても断面がナナメになってしまいました。こういう作業は、あまり得意ではないようです。まっすぐ!とかキッチリ!とかは、機械がやる方がいいんじゃないかって気がしてきました。人間が作るのだから、人間が作る良さを生かした作品作りの方がラクだし、理にかなっているのかもしれない。

↑先生が半分以上手伝ってくれて、なんとか今日中に切り終えた図。ゆがみはあるものの、手でやるより型を使うより、キレイな形です。ナナメに切れているものもありますが、カッターだけあって、「辺がまっすぐ」ではあります。

次回はこれらをより「まっすぐに・真四角に」するために、やすりをかけていく予定です。

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