陶芸教室20回目の活動記録です。
お皿作り
下書き
わたしが作りたいイメージのお皿を先生に見せ、アドバイスを受けつつ進めていきます。皿の表面に模様があり、そこが白くなっているお皿なのですが、この技法は「象嵌」というそうです。


彫り
午後は気持ちをあらたに彫り作業。直径25cm程度あるのですが、

彫り作業は、せっかく時間をかけて細かく線を描いたにも関わらず、全然それ通りにはいきません。彫る前から描いた線がずれちゃってたのもあるけど、最終的には「間が空いてそうなところにはどんどん線をいれちゃうぜーー」って感じで彫り進めました。これなら線を丁寧に描く作業はいらなかったんじゃないかと思います。
↓終わった様子。
彫り終わった部分に、削りくずがどんどん入り込んで取れにくくなるので、こまめに取り除いたほうがいいそうです。
この削りくずを、最初は絵の具の筆で取り除いていたのですが、先生が最後の方で貸してくれた大きいハケでさっさっとはくと、とてもやりやすかったです。
次からは最初からこれでやろうっと。
白化粧を埋め込む
1回目の様子。
ちょっと薄めの白化粧をつけたハケを、表面にさっとなでます。「線が細めなので、白化粧があまり濃いと彫った部分に入り込まないのでは?」という理由で、ちょっと薄めの白化粧になっています(と、先生が言っていました)。
2回目の様子
2回目は、1回目よりも濃いめの白化粧を塗りました。表面全体が、くっきり白くなりました。
ここから、化粧を落とす作業に入ります。
こういう大きいヘラや、いつも高台削りで使っているヘラを使うとよいそうです。
ふちにはみ出た部分は、ぬらしたスポンジで拭きとります。
こんなふうに削っていきます。
今回の作業は時間がかかりました。結局、終了時刻の17:00ぎりぎりまで、16:30位からはかなりあせってやりましたが終わらず。彫りが浅めで白化粧がうまくのっていない部分もあったので、その部分は次回に彫り作業からやり直すことにしました。
こういう象嵌のお皿って手間がかかるのですね。象嵌という言葉もその手間も、初めて知りました。陶芸を通して広がる世界もあるのですね。