陶芸教室19回目の活動記録です。
ひも作りで皿を作る
今日の午前中は、並赤という赤っぽい土で皿作りに取り掛かりました。この皿は出来上がり20cm位を目標にしていて、表面に模様を彫る予定です。高台を15cmにつくって紐を積みかけていたところ、通りかかった先生に

それだと小さいね

ひもづくりで削ると、ひもの継ぎ目が出てくることがあるんだよね
とアドバイスをいただきました。さすが先生です。
わたしが通っている陶芸教室は曜日によって先生が違うのですが、いろいろな曜日に参加することで、同じものを作る時でもいろんな角度からアドバイスが貰えて勉強になります。
前回この皿を作ろうとしていた時は違う先生で、ひもづくりで進めていたのですが、確かにたたらの方がラクに上手に出来そうだなぁと思ったので、途中まで作っていた皿は壊してたたら作りに変更することにしました。
しかし、できればもっと早くアドバイスをしてほしかった、というよりわたしが早く先生に聞くべきだった。ここまでで今日は2時間経過しており、午前中はほぼ何も進まずに終わりました。
今日は同じ作業台を2人で使っていたのですが、もう一人のおば様も今日は作業が進んでいないようで「なんかねぇ、土が柔らかすぎてこのままじゃだめね。ちょっと待たないと何もできないわ・・・」などとつぶやいて、正面を向いたままぼんやり座ったり、立ったりすわったり、時々素焼きが終わった作品にやすりをかけてまたぼんやりしていて面白かったです。そして時々、


お互い今日はすすみませんねぇ

ろくでもないものができちゃうから焦っちゃダメなのよね

すすまない日もありますよねー
たたらで皿を作る
たたらで皿を作るのは2回目です。陶芸教室6回目に一度皿をつくっているのですが、完全に作り方を忘れてしまいました。まだ数か月しか経っていないのに。なので、今回は手順を詳しく書いておこうと思います。
お皿の作り方
(直径20cくらいで、高台付きの皿)

土を手で持って、パンパン叩いて丸くします。
1.キレイな板や机の上にのせて、叩きながら伸ばす。
2.ある程度伸びたら7mmの板を両脇に置き、麺棒を使って伸ばす。
*今回は表面に彫りを入れるので、厚みは7mmにしました。
(5ミリだとちょっと不安・・・なんだそうです)


この時点で、表も裏もひび割れが凄いのですが、(あとでキレイにするので)気にせず進めます。

真ん中より少し外側のあたりに、高台を取り付けるので、印を針で書きます。この部分に、濡らしたスポンジの固い方で、少し傷をつけるようになでます。

印の上に、ひもを付けます。
ひもの大きさは「好きな大きさでよい」そうです。
わたしはちょっと太目にしました。



外側が終ったら、内側も上から下にならしていきます。

ならし終わったら、指で厚みを均一にしていきます。
弓で上を切りそろえます。

この作業は、指でなく、木べらを使うと良いそうです。

落款印の削り作業
作った落款印が素焼きから戻ってきました。粘土に押してみると、彫ったまわりの部分まで一緒に押し込んでしまって押しにくい。
文字の周りは「1ミリを残してカッターで削り、そのあとは紙やすりでやするとよい」とアドバイスを頂きましたが、面倒だったので、全部カッターで削りました。本日から、作品にはこの落款印を押してみようと思います。
わたしが作った落款印は真ん中がへこんでいてダメ(=押しにくい)だそう。印の真ん中あたりが出っ張るように、カーブさせて作ると、押しやすいそうです。その後先生が「こうやって作るといいよ」と言って、わたしが石膏に彫った部分を使って見本を作ってくれましたので、なるほどと感心しつつ、先生が作ってくれた落款印もそのまま焼かせてもらうことにしました。そしてできあがったら、それを使ってしまおうと思っています。
マグカップ作り
ピンクを混ぜた土でマグカップを作ることにしました。前回のピンクのマグカップは彫り物にこだわって作ったけどなんだかイマイチだったので、リベンジです。
今回は玉つくりで作ります。粘土は500g。
ちょっと丸みを持たせてみました。マグカップは、玉作りで最初からここまで50分で出来ました。今回はシンプルに作ってみようと思います。
釉薬掛けの準備
小鉢2個が素焼きから上がってきたので、やすり掛けをしました。
次回以降に釉薬をかけます。
本日は、午前中はまるで何もしないで時間が過ぎましたが、午後は2個作れたし、釉薬掛けの準備もできたので、それなりにはかどりました。

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