ダイエットやボディメイクをしている人、健康や美容への意識が高い人に人気らしい「オイコス」。
わたしはこの商品をネットで知りました。ダイエットをしている人のおやつとして「オイコス」がいいよ、とおすすめされているのを見かけ、さっそく買ってきました。ダイエット民にオイコスをおすすめする理由はこの3点
- 高たんぱく質
- 脂肪ゼロ
- 低カロリー
ダイエットの為には「タンパク質は必要な分確保しつつ、脂質は出来る限り少なくしたい」ので、そういう需要にぴったりあてはまる商品です。
オイコスの味について
開封します。
見た目はカッテージチーズのよう。うっすら上に水分が浮いています。
わたしは「オイコス」という情報だけで購入したので、「オイコス」という商品が何なのかわからないまま買いました。だって「オイコス」って名前からじゃ、何もわからないでしょう?「オイコス(ヨーグルト)」ではなくて、「オイコス」なんだもの。一体何???
だからとりあえず食べてみたんだけれども、食べてみて分かったのは、これはヨーグルトの仲間で、食感はギリシャヨーグルト。
食べてみてからネットで確認したら、やっぱりヨーグルトでした(当たり前)。
わたしが食べたのは「プレーン・加糖」というもの。ヨーグルトなのにねっとりクリーミー。この食感はまさに、水切りヨーグルトとかギリシャヨーグルトのあの感じです。
水分量が少ないので、スプーンで逆さにしてもスプーンから落ちません。
そのくらい濃厚。舌触りはねっとりとしているので、食べ応えもあります。
濃厚なので、1カップでも「食べた感」はありました。
ダノン「オイコス」は濃厚な口当たりのギリシャヨーグルト。パッケージにそう書いておいてくれるといいんだけどなぁ。「オイコス」じゃ、何のことやら分からないって。
オイコスの商品HPを見てみると、
すべてのスポーツをする人へ タンパク質10g以上
と最初にデカデカと書かれているので、スポーツをしていない人はどうなの?スポーツしてなくても食べていいの?と思ってしまう人もいるかと思うんだけれども、スポーツをするしないに関わらず、普通に旨いヨーグルトです。
あと、パッケージがオシャレ。
家で1人で食べているだけだけど、オシャレOL気分を味わえます。流行に敏感な都会のOLが食べてそう。あとは筋トレ女子も食べそう。
「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」との比較
わたしは普段「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」という商品を食べています。

この「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」を食べる目的は、腸の調子を整えることとタンパク質の補給です。なのでオイコスとはちょっと趣旨が変わるかもしれないですが、同じヨーグルトなので、タンパク質という面だけに注目して比較していきます。
たんぱく質量の比較


これだと見にくいので表にまとめます。
項目 | オイコス1パック(113g) | 明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0 (100gあたり) |
エネルギー | 92kcal | 40kcal |
タンパク質 | 10.1g | 4.1g |
脂質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 12.3g | 5.9g |
タンパク質の量を比べたいので、ブルガリアの方をタンパク質10gに合わせてみます。
項目 | オイコス1パック(113g) | 明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0 (タンパク質10gあたり) |
エネルギー | 92kcal | 97kcal |
タンパク質 | 10.1g | 10g |
脂質 | 0g | 0g |
炭水化物 | 12.3g | 14.3g |
タンパク質10gあたりで比較してみると、エネルギーや炭水化物も、若干オイコスの方が少な目ではあるもののそう大きな差はありません。タンパク質摂取に特化しているオイコスと比較しても、かなり健闘していると言えましょう。ブルガリア、やるじゃないか。
買いやすさの比較
タンパク質を摂取することは、今日や明日で完結することではなりません。死ぬまで毎日コンスタントに取り続ける必要がある、ということは続けやすいことが一番です。
続けるためには、「買いやすい」という点、非常に重要です。
まず、オイコスはコンビニや一部のスーパーで購入できます。
明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0は、スーパーでよく見かけます。両者を比べると「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」の方がよく見かけるので、身近に買える気がします。
オイコスは最近の商品ですが、明治ブルガリアヨーグルトはずっと前からあるので、毎日食べている根強いファンも多いのではないかと思います(実際、スーパーでまとめ買いしている人をよく見かけます)。
コストの比較
オイコス ・・・150円位
明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0・・・108円
「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」は、スーパーによって値段の差がかなりあります。
我が家の近所では108円から158円までと様々で、130円前後のお店が多いです。
わたしはいつも底値の108円でまとめ買いしていますので、「オイコス」と「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」をこの値段で比較します。
タンパク質10gを摂取するのにいくらかかるのか?比べてみます。
商品名 | 1パックの量 | 1パックのタンパク質量 | 値段 | タンパク質10gあたりの値段 |
オイコス | 113g | 10.1g | 158円 | 158円 |
明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0 | 400g | 16.4g | 108円 | 65.8円 |
タンパク質10gあたりの値段は、
オイコスは(1カップそのまま)158円
明治ブルガリアヨーグルト脂肪0の場合、65.8円
となりました。
「明治ブルガリアヨーグルト脂肪0」は1パックで400gですから量も多く、また、1パックの値段もオイコスより安いです。
わたしのように底値の108円ではなく158円(これだとオイコスと同じ値段)で買ったとしても1パックの量がオイコスより圧倒的に多いので、総量としてのタンパク質量は多くなります。
結論。
158円(オイコスの値段)で摂取できるタンパク質量は
「明治ブルガリアヨーグルト脂肪0」の方が多い
次にタンパク質10gを摂取するために、何g食べればよいのか?という点で比較します。
商品名 | 1パックの量 | 1パックの タンパク質量 | タンパク質10gを摂取するために必要な量 | タンパク質10gを摂取するために必要なカロリー |
オイコス | 113g | 10.1g | 113g | 92kcal |
明治ブルガリア ヨーグルト 脂肪0 | 400g | 16.4g | 243g | 97kcal |
タンパク質10gを摂取するために必要なカロリーは、どちら100kcal以下。
若干オイコスの方が少ないですが、その差はわずか5kcalです。このくらいなら、誤差と考えてもいいでしょう。
大きな差は、その量。
タンパク質10gを摂取するために、食べる量は
オイコス ・・・113g(1カップ)
明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0・・・243g
軽く見積もって2倍以上の量!
オイコスは水分が少ない濃厚なヨーグルトなので、ギュッとつまっている感じ。反面、「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」は、普通のヨーグルトよりもさらにさらっとさっぱりした食感で、水分多め。
その水分の差が、食べるべき量に表れているのでしょう。
この点において、オイコスはヨーグルトの美味しさと栄養素をギュッとまとめているので、少ない量で栄養が取れるということですね。
「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」は水分が多くさらっとしているので、同じタンパク質を摂取するためにはオイコスよりも量が必要になりますが、濃いヨーグルトが苦手な場合でもおいしく食べられます。さらさらと食べ進められるので、多めの量でも食べやすいです。
同じタンパク質の量で比較すると、必要なヨーグルトの量は2倍以上の差なので、いっぱい量を食べたい人は「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」がおすすめです。1パック(400g)を1回で食べようものなら、かなりお腹いっぱいになります。
わたしは毎日「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」を200gを食べていますが、200gは満足できる量です。(オイコスの113gは、個人的にはもう少し食べたいなと思う量でした)。
量を食べたい人は、「明治ブルガリアヨーグルト 脂肪0」がおすすめ。
オイコスの良い点
タンパク質摂取におけるコスパ比較では「明治ブルガリアヨーグルト脂肪0」に負けてしまったオイコス。
しかし今回初めて食べてみて、いつも食べている「明治ブルガリアヨーグルト脂肪0」にはない良さをたくさん見つけました。
パッケージのオシャレさで心がウキウキすることもそうだし、何よりコレ↓

そう、オイコスはめちゃおいしいのです。
ねっとりした濃厚なくちどけ。特別感を醸し出します。
それに今回は加糖を選んだので甘いというのもいい。
こんなにおいしいものを、スポーツ民だけのものにしておくのはもったいない。わりと武骨な見た目・シンプルイスベストなパッケージだけれども、特別感のあるスイーツとして勝負できる味をお持ちです。なんというか、もっと高級感のあるパッケージでもいいんじゃないかと思う。
それに対し「明治ブルガリアヨーグルト脂肪0」におしゃれさは全くありません。毎日食べる家庭用の食べ物ですから、おしゃれさも特別感も要らないのです。
わたしの個人的な予測ですが、オイコスは流行に敏感なオシャレな若者、筋肉女子、筋トレ・スポーツ民が、自分の為のタンパク質補給やご褒美に買い求め、「明治ブルガリアヨーグルト脂肪0」は健康が気になりだした中高年主婦層が、自分と家族の日々の健康の為に毎日買う、というイメージを持ちました。
同じヨーグルトでありながら、対象層がちょっと違うということです。
わたしが考えるオイコスを食べるシーン
オイコスをおすすめしたいシーン
コスパがどうとかはこの際、一切無視(だっておいしいんだもの)
- お洒落で健康を意識した、おいしいデザートが食べたい時に。
- 外でコンビニランチをする場合の、タンパク質のちょい足しに。
OLの方にはまさにうってつけのデサートと言えるでしょう。
オイコスはとにかくうまいのです。お値段的は158円もするので、ブルガリアと比較したら高い。
でも普段からお昼ご飯をコンビニで買う、お昼ご飯のあとのスイーツもコンビニで買っちゃうという人の場合には、オイコスは超おすすめ。
コンビニなら、どんなデサートを買っても150円とか200円位はかかります。そんな中であれば、オイコスの158円は取り立てて高いわけではありません。その内容(脂質やタンパク質の量)で考えればむしろ安く、大変優秀なデザートです。
無理なくタンパク質を取り続けるためには続けやすいお値段であるということも重要です。「明治ブルガリアヨーグルト脂肪0」はコスパ面で強く、続けやすい(おいてあるお店も多いし)。
ですが、味と特別感・スイーツを食べている満足感はオイコスの方が上。
どちらも脂肪0でありながら、味も食感もかなり違います。ブルガリアはさっぱり、オイコスはねっとり。オイコスは脂肪0だとは感じさせない濃厚さ。この濃厚さ、わたしはかなり好き。
コスパ面から考えても、毎日の家の食事には「明治ブルガリアヨーグルト脂肪0」が適していると思います。でもランチをコンビニで買うような方の場合は、オイコス超おススメだし、「今日はリッチなデザートを食べたいな」という時にも◎。
特別な時は「明治ブルガリアヨーグルト脂肪0」ではなくてオイコスを食べたいです。
オイコスはいろいろは味を楽しめるという点も楽しいですよね。
次はストロベリーやブルーベリーを買ってみようと思います。