発達障害でも観葉植物を飾るには?観葉植物との付き合い方に関する新しい提案3

前回・前々回と、観葉植物とどのように向き合ったらいいのか?ということを書いてきました。

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そしてわれわれが選ぶべき観葉植物は「再生野菜である」というところまでたどりつきましたね。

 

今回はなぜ再生野菜の栽培をおすすめするのか?について書いていきます。

再生野菜とは

再生野菜とは何ぞや?というと、スーパーで購入した野菜の根を捨てずに栽培し、そこから食べられる部分を再生した野菜のことを言います。

切り落とした野菜の根っこの部分を入れ物に入れて、水のみで育てるのです。

再生野菜の水耕栽培がわれわれに向いていると思う点

元手がかからないから、気軽に処分出来る

再生野菜の水耕栽培は、本来ごみとして捨てるはずだった根っこの部分を使います。この部分は元々捨てる部分だった=ゴミですから、元手は0円です。植物を育てるにあたり、種や苗を買う必要はありません。元手が0円ですから、失敗した時(カビが生えたとか)とか飽きた時でも気軽に捨てることが出来ます。もともとゴミだから。

ゴミをゴミとして捨てるだけであれば、心が痛みません。

毎日使う野菜の中から気が向いたものを育てればいいので、気軽に始められるし、元手が0円なので「高かったのに飽きちゃったらどうしよう」「高かったから飽きても捨てられない」とか考えなくていい。飽きたら気軽に捨てられます。

栽培が簡単すぎる

水栽培であれば土は不要。家にあるコップ、皿、プラスチックトレーなどの容器と水だけで栽培ができます。容器に水を入れて、野菜の根っこを入れておくだけ。

水を換えるタイミングは1日2回。

「夏は水が腐りやすいから1日2回を目安に水を換えましょう」という説明をネットで見ました。しかし、「冬なら1回で夏なら2回」という条件だと、
・3月は冬ですか夏ですか?春は夏カウントですか?
・7月でも寒い日は1回ですか?
などとあいまいになって混乱しますから、「どんな季節でもどんな野菜でも、水を換えるのは1日2回」と決めてしまいます。これはわれわれの脳を守る為です。

水は一日に1回変えても2回変えても、成長に問題ないはずです。

それにキッチンガーデニングなのでキッチンに置きますから、すぐに水を換えられます。「水やりが面倒」なことはありません。水をあげる回数も決まっているし、キッチンのそばですぐに水を換えられるので、水やりに関して、われわれにとっては完璧な条件が整っていると言えます。

野菜なのにインテリアになる

「観葉植物の代わりに再生野菜を勧めてるけど、そもそも再生野菜って、観葉植物じゃないじゃん!」と思ったあなた。たしかに野菜は観葉植物っていうイメージではないかもしれません。

しかし、いったん原点に戻って観葉植物とは何か?について考えてみましょう。「観葉植物とは、葉の形・大きさ・色・模様などを楽しむ植物である」と仮に定義するならば、野菜だっていいわけですよ別に。野菜を飾って「あぁ素敵だなぁ」と鑑賞すればいいのです。それがあなたにとっての観葉植物なのです。

であればですよ、当然のように再生野菜は観葉植物変わりになります。飾っていても不自然でなく、インテリアとしても意外にもステキ。「元ゴミ」という身分であったとは思えないほどいきいきとした葉っぱが再生してくるので、キッチンが明るい雰囲気になります。

見ているだけで元気になる、いきいきとした活力を感じられるのは、生きている植物ならではです。フェイクグリーンだと、こうはいきません。

仮に育てている最中に「なんか不自然、なんか変、なんかカッコ悪い」と思った時には、即座に処分すればいいのです。

食べられる

これが最強のポイントなんじゃないかと思いますが、食べられる植物って単純に楽しい。観葉植物の場合、インテリアとしては素敵だけど食べられません。しかし観葉植物代わりに再生野菜を育てる場合、再生野菜は野菜ですから、成長すれば食べられるんです。

仮に育てているうちに飽きたとしても、伸びた部分を切って食べてから捨てればいい。むしろしっかり育てて再生して、再生したものを食べてから捨てるなんて、「いいことした」感がありますよね。

植物をうまく育てられないと自己概念は下がりますが、再生野菜なら失敗はしないし食べものを育ててから捨てるので、植物の命をムダにしない、大切にしたということでむしろ自己概念が上がります。野菜の根を水につけておくだけで、自分への評価をあげることが出来るのです。それってすごくないですか?

成長を感じられる

成長を感じない植物はつまらないし、飽きるのも早い。その点、再生野菜の成長スピードは速い。それはもう、予想よりはるかに速い。ぐんぐん成長しているのが目で見て分かるので、愛情も感じやすく、飽きにくいです。

といってもこれは種類によって差がありますので、成長が感じられる野菜を選ぶのが吉です。

再生できる野菜

どんな野菜が再生できるのか?というと、案外いろいろなものが再生野菜として楽しめるようです。

コマツナ、チンゲンサイ、モロヘイヤ、ミズナ、セリ、ミツバ、クレソン、バジル、ネギ、ニンニク、ワサビ、ショウガ、大根、ニンジン・・・など。

どんなものが再生可能なのか、実験してみるのも楽しいかもしれません。

やってみた

わたしが最近やってみたものをご紹介します。

豆苗

まずは豆苗。再生野菜のキッチンガーデニングにおいて、誰もが1度はやるであろう「豆苗」です。豆苗といえば、再生することを前提に作られているといっても過言ではないくらいでしょう。

もちろんわたしも再生野菜として一番多く育ててきたのが豆苗なのですが、しかしこの豆苗には欠点もあります。それは、
成長のスピードが遅め(=飽きやすい)ということ。

豆苗の根っこを半分くらいに水に浸かるようにしておくだけではあるのですが、初めの数日は変化が見られません。ここが我慢のしどころ。

わたしは「成長しないの?つまんないんだけど」とこの期間に何度も思いました。豆苗の再生は「育てているのを忘れるくらいになったころに、食べられる状態になっている」という感じで、豆苗を育てるのに飽きたくらいの頃になってようやく収穫です。

ですから気の短い方・飽きっぽい方にはあまりおすすめは出来ません。

水菜

右側が水菜です。水菜の根本を長めに切り、ゴムで縛って水につけておきます。

水菜の場合、再生しないならばもっと根本まで食べますが、再生するならば長めの方がいいかなと思い長めに切っています。

そして水に付けておくと、水菜のぎざぎざした葉っぱが伸びてくる。水菜の再生は初めてだったのでちょっと感動しました。しかし水菜の再生はあまりおススメはしません。

理由は
1.切って縛ってある根本が、腐りやすい。

みずっぽくなって腐っている茎が出てきます。全部が再生するということではなさそうです。その腐っている茎は取り除くことになるので、手間がかかります。

2.再生する量が少ない

再生する水菜は小さく、もともとの大きさまで育つわけではありません。豆苗ならば買ってきた時と同じくらいフサフサになりますが、水菜はそういう感じではないです。伸びてくる葉っぱを楽しんだら、その少しだけ伸びた葉っぱをサラダに加える、というような使い方です。「サラダのメイン」にはならず「ちょっとした付け足し」の量です。

ネギ類

わけぎ・アサツキなどのネギの仲間は、根本を切って水につけるだけで驚くほどのスピードで成長します。その成長の速さを目を見はるほど。

これは2種類のネギですが、どちらもぐんぐん育っています。左のネギは再生して1回切って再度水につけておいたものですが、また育ってくれました。

緑が濃く、まっすぐに上に向かって伸びる樹形もキレイで、インテリアにもぴったり。手ごろな大きさというのもいい。

そしてなによりいいのが、これらのネギ類って「ちょっとだけ使いたい」場面が多いということ。

少しだけ刻んで味噌汁に散らすとか、冷ややっこの上にのせるといった使い方ですね。これらのネギ類は「大量には要らないけど、いつも少量あると便利」なので、キッチンガーデニングにはまさにうってつけです。

まとめ

「発達障害およびグレーでも、観葉植物をわれわれなり楽しみたい」という思いに対して、「再生野菜育てよう」という一つのご提案でした。

様々な観葉植物を育ててたくさん枯らして、それでも観葉植物を家に取り入れたいという思いからたどり着いた答えです。

再生野菜なら、われわれが克服すべき様々な観葉植物との面倒なルールを、すべて取り払ってくれます。気軽に取り入れ、気軽に楽しみ、2~3回収穫して楽しむことが出来るし、気軽に処分もできます。

観葉植物にありがちな難しいルールは一切なく、観葉植物のいいとこどりだと思うので、是非、再生野菜を観葉植物として楽しんでみて下さい。

今のところの一番のおススメはアサツキなどのネギ類ですが、今後は気の向くままにいろいろな野菜の再生にチャレンジしてみようと思います。

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