贅沢チョコバー濃密チョコレートに、いともたやすく引き寄せられたわたし
ウチカフェ 贅沢チョコバー濃密チョコレート 70ml
フランス産チョコレートを凝縮した、濃厚で濃密な味わいを堪能できる贅沢なチョコアイスバーです。チョコレート好きの方ために、通常のチョコアイスよりチョコレートの食感に近いアイスです。引用:ローソン商品HP
2019.8月27日から発売されているローソンの新しいアイス、ウチカフェシリーズの贅沢チョコレートバー濃密チョコレートを購入してきました。わたしは生粋のチョコ好きでもあるし、チョコアイス好きでもあります。チョコアイスでもとにかく濃い、しっかり濃いチョコアイスが好きです。
わたしは「イケメン・ジャニーズ・俳優・夏フェス・流行りのドラマ・話題の映画・ライブ・タピオカミルクティー」なんていうワードには、全く興味をそそられることなく眉一つ動かすことなくスルーしますが「濃い・ビター・カカオ・濃密・濃厚」と並べられたら、それはもう簡単に吸い寄せられてしまう人間ですから、今回もいともたやすくこのパッケージに魅了されて購入に至りました。ここからは、濃いチョコアイス好きのわたしが解説をしていきます。
贅沢チョコレートバー濃密チョコレート 価格とカロリー
ローソン標準価格198円(税込)
カロリー222kcal
贅沢チョコレートバー濃密チョコレート 原材料と栄養成分表示
実食
コーティング部分
このアイスはチョコアイスがチョコでコーティングされているんですが、このチョコがね、たぶん準チョコなんけど、うまい。食感はパリっとしていて、噛むと割れる。
準チョコって、普通のチョコレートには出せない、独特の安物っぽいおいしさがありますよね。これは準チョコ好きな人になら分かってもらえると思うんだけど、安っぽいからダメというんじゃなくて、あの味は高級チョコとは別ジャンルでのウマサなんです。高級なチョコにこの味は出せないんですよ。とは言え、準チョコならどんなチョコでもOKかというとそうではなくて、このウマサのだせる準チョコはそんなにない。そんな準チョコ独特のウマサがここにありました。このアイスのチョココーティングは、準チョコ特有の味がする。準チョコ特有の滑らかなクチドケ。
ここまで言って準チョコじゃなかったらどうしようって感じだけど、わたしにはそのように感じたと、そういうことです。だからわたしとしては、コーティング部分のチョコとチョコアイスは別々に食べたい。というくらい、このコーティングのチョコ、好きです。アイスと混じるとチョコレートのみの味が純粋に楽しめないので、もったいないとさえ思う。
アイス部分
このアイスは、ローソンのHPで上記のように紹介されていたわけですが、キーワードを拾うと、こうなります。
1.フランス産チョコレートを凝縮した
2.濃厚で濃密な味わいを堪能できる
3.通常のチョコアイスよりチョコレートの食感に近い
濃厚で濃密な味わいを堪能できる、について
この部分ですが、たしかに濃厚。ねっとりとしたチョコレートアイス。原材料をみると、ココアとありますが、ココアの味ではなくてチョコレートの味。わたしはレディーボーデンのチョコレートアイスは「濃いココアを飲んでいるような」味だと感じていますが、このアイスはココアではなくてチョコレート味です。そして、ほんの少しですが、洋酒っぽい香りもする。
ラミーチョコアイスは、洋酒が強く香ると感じましたが、それでもアルコール分は0.7%しか入っていません。0.7%でもけっこう香ってましたが、今回のアイスの洋酒感はそれとはくらべものにならないほどに控えめ。パーセントは書かれていないけど、0.1%以下?ってくらい控えめ。子どもが食べても、洋酒に気づかないくらいに控えめです。とにかく控えてます。
わたしは洋酒の香りは好きなので、そんなに控えてくれなくてもいいんだけど。だけど洋酒に関しては微妙なところで、洋酒感を出し過ぎるとチョコレート感は死ぬので、むしろ控えめなくらい控えてもらったほうがチョコ感が出せるとも言えますね。
そして、このアイスは種類別でいうとアイスクリームではなくて、アイスミルクです。なので滑らかさが極上というわけではありませんが、チョコ感はわりと極上。チョコ味濃いめ・ジェラート寄りの口溶け。一口にチョコレートアイスといってもチョコレート感は様々ですが、これはビター寄りの濃いめです。ミルクチョコ系のミルクミルクしたチョコアイスでもなく、ココア感のあるアイスでもなく、これは「チョコレート」だなぁと。というよりね、このくらいがチョコアイスの標準だと思うんですよねわたしの中では。チョコアイスといったって、チョコ感少ないものも多いけど、これはしっかりチョコレートの味がするチョコアイスだと思う。チョコアイスを名乗ってよいと思う。
通常のチョコアイスよりチョコレートの食感に近い、について
このアイスがチョコレートの食感に近いか?と問われると、あくまでもアイスなので「チョコレートの食感ではない」と答えざるを得ません。だけれども質問の意図が「他のチョコアイスよりチョコレートの食感に近いか?」ということであれば、そうですねと答えます。チョコレートの味は濃いと思う。
チョコレートの食感に近い、とは思わないけど、味の濃さはチョコレートに近い。これが正確な表現だと思います。
その他の味の特徴としては、濃いチョコレートであることに加えて、どこか遠くに「オレンジ」のような柑橘系の香りがほんとにほんとに遠くに感じる。オレンジ+チョコといえば、
かといって、原材料をみてもオレンジなんてどこにも書かれていないから、これはわたしの妄想の世界で私の脳が勝手に作り上げている味なのか、もしくは原材料の一番最後にある「香料」がその香りづけになっているのか分からないけれど、このチョコアイス、チョコの味に明るい華やかさがある。ダークチョコだと色でイメージすると重い・暗いになっちゃうけど、このアイスは明るい味。
フランス産チョコレートを凝縮した、について
はっきりいってこの商品を食べて「これぞまさしく、フランスのチョコ!」だと感じられる人は、このアイスを普通に購入する普通の消費者にはいないんじゃないかな。パティシエだとかショコラティエとかそういう専門家だと分かるのかもしれないけど、そこまで一般消費者に違いは分からないしこだわってないし、おいしければいいと思ってる。ただ、上記で書いてきたように、チョコアイスの部分はただのチョコアイスじゃなくて、遠くに洋酒と、さらにさらに遠くになんとなーくオレンジ系の香りがするので、ただのどぎついこてこてのチョコアイスじゃない。そういう部分になんとなくオシャレさというか外国っぽいというのか、おフランスの香りを感じるのかもしれない。だいたい、食べ物って、頭から入る情報で食べるから、「これがフランスか~」と思って食べるとそういうものとして認識される。フランスだかなんだかわかんないけど、うまい。
贅沢チョコレートバー濃密チョコレート:まとめ
コンビニで手軽に購入できる、ちょっとシャレオツなチョコアイス。パッケージも黒×ゴールドでオシャレだし、なんとなく気分もあがります。濃密という商品名を裏切らず、ちゃんと濃密なので、わたしと同じように「チョコアイスは濃ければ濃いほどいいと思っている人」や「準チョコと濃いめチョコアイスのマリアージュを楽しみたい人」におすすめです。