外食にてカオマンガイを数回食べ、これはどうしても家で再現したいと思い、自分で作ることにしました。
記事を読むと、こんなことが分かります。
カオマンガイの作り方 ~わりと丁寧なレシピ~
材料:4人分
鶏モモ肉 3枚
塩 小さじ1/2
砂糖 小さじ2
ナンプラー大さじ1と1/2
ニンニク 3片 (つぶす)
しょうが 少々(薄切り)
ネギの青い部分 適当
醤油 小さじ2
水 1500ml
ネギ 1本(みじんぎり)
ショウガすりおろし 適量
スイートチリソース 大さじ1
ナンプラー 大さじ2
オイスターソース 小さじ2
はちみつ 小さじ1
みそ 大さじ1
ガーリックパウダー 3ふり
作り方:レシピ
茹で鶏を作る

サラダチキンを作る時と同様、低温調理でじっくりと熱を通していきます。
低温調理中(冷まし中)の温度の変化は
7分間の加熱中 95℃
30分後 66.5℃
60分後 55℃
となっていました。しっとり仕上げるために60~65℃で60分の加熱を目安としていますが、ずっと鍋に張り付いているのも面倒です。今回は最初に沸騰まで温度を上げていることで、60分後に55℃に下がっていても、しっかりと中まで火が通すことができました。そして肉もパサパサせず、しっとり仕上がっていました。今後もこの方法で良さそうです。
ジャスミンライスを炊く
ジャスミンライスは軽くすすぐ程度にし、研ぎません(研ぐと香りがなくなるらしいです)炊飯器に入れ、白米を炊くときと同じ水分(先ほど茹でた鶏のスープ)をメモリ通り加えます。炊く時間も、白米と同じ時間でセット。炊き上がるころには、ものすごーーーーくいい匂いが立ち込めます。まさしく専門店のソレなニオイが家中に広がり、幸せいっぱいな気持ちに。
タレを作る
★タオチオ風たれの材料を全て混ぜる。
タオチオはタイの味噌ですが、手元にないので家にある味噌で代用。味噌ならなんでも、それなりになるのでは。ネギの香りが口に残るのがイヤなので、刻んだネギをレンジで20秒チンしてから使用しています。
盛り付け
小さめのボウル(もしくは大きめのお茶碗)に、皮目を下にして鶏肉を並べ、その上にジャスミンライスをぎゅうぎゅうに詰め込んでお皿に開けます。きゅうりとタレを添えて出来上がり。お店ではパクチーが添えられていましたが、わたしはキライなので載せません。添えた方が見栄え的にも本格的ではあります。
実食:自作カオマンガイ

初めて作ったとは思えない出来栄え。ジャスミンライスは香りが本当にすばらしく、幸せな気持ちになります。鶏肉はふんわり柔らかく、味もついているのでそのまま食べても美味しい。タレは、タレのみで舐めるとしょっぱいけれど、ごはんと鶏肉にかけるならちょうどよい濃さ。はぁ~、ほんとうにおいしくて至福。この至福を誰かと共有したい。
このレシピでは調味料を入れた水で鶏肉を茹でることで、鶏肉に味を付けています。ゆで汁自体でスープとして出せるくらいの味に仕上がっているのですが、このゆで汁でご飯を炊くと、ご飯の味としては薄めに炊き上がります。先日カオマンガイキッチンで食べたご飯もかなりの薄味でしたが、今日のレシピも薄味です。
個人的にはご飯にもう少し味が欲しいので、次回はこのスープに少し塩をたして炊こうと思います。(タレでご飯の味を調整したい方は、このままでよいと思います。)この味が家で再現出来るなんて幸せの極み。
*所要時間:作り始めてから食べるまで、3時間程度
レシピのポイント
カオマンガイを作るにあたり、大事なポイントはこちら。
- 鶏肉をぐつぐつ煮ないで、冷まながら火を通す(柔らかくしっとり仕上がります)
- ジャスミンライスを使う
ライスは「日本のお米」を使っても普通に美味しくできますが、タイ料理ということもあり是非ジャスミンライスを使用したいところです。タイ料理を食べている感がまるで違いますし、とにかく美味しいです。
カオマンガイ レシピ:まとめ

カオマンガイは、クセがなく食べやすいタイのチキンライス。難しいスパイスも使わないので(タレにはスイートチリソースなどを使っていますが)辛いのが苦手な人にも、子どもにも食べやすいです。
専門店に食べに行かなくても、家庭料理として十分に家で再現可能。茹でて冷ましながら火を通すのでちょっと時間はかかりますが、難しい工程はないので、簡単に出来ます。是非お試し下さい。わたしもすぐまた作ります。(追記:翌週また作りました)