【レビュー】十得鍋を10年愛する者が、十得鍋の具体的な10の得と不満点、おすすめ商品を紹介

  • 2019年9月4日
  • 2019年10月15日
  • 生活

わたしは料理が大変好きです。好きであるがゆえ、使う調理道具にはそれなりにこだわりがあります。結婚当初の調理道具難民だった時期を乗り越え、今は「コレ」というものにいくつか出会うことが出来ました。

今回紹介する鍋は、我が家の「片手鍋」部門唯一の選手「十得鍋」

片手鍋の購入にあたり、慎重なわたしは当時いろいろと調べつくし、この十得鍋に決めました。それから10年以上たった今でも毎日使い続けているし、買って良かったと心から思える素敵な鍋。メリットデメリットを考慮しても、わたしにとってはメリットが大きく、「片手鍋は一生これを使おう」と思っています。

そんなわたしが「十得鍋の魅力」について詳細に紹介します。

十得鍋とは

わたしが持っているのは、16・18・20cmの3個の鍋と、兼用蓋、片手ハンドルのセット

この3個の鍋は、3個同時にコンロで使うことも出来る絶妙な大きさ!ハンドルは外せるので、お互いに邪魔しません。

宮﨑製作所のHP上でこの鍋の10のポイント(=「十得」)が説明されているので、それに沿って一つずつご紹介します。(以下の商品説明の一部は、株式会社宮﨑製作所 十得鍋紹介ページより引用しています)

十得鍋 10のポイント

1.重なる収納美

お鍋を重ねられるので、食器棚やシンク下のわずかなスペースにコンパクトに収まります。
鍋を重ねても鍋底が接しない設計で傷がつきにくく、永く使えます。※14〜22cmの鍋

コンパクトに収納できる!

鍋を新たに購入する時、「それを収納できる場所を確保できるか」どうかは非常に重要なポイントです。キッチンはただでさえ物が多いのに、収納スペースは限られています。いくらどんなに機能のいい鍋だって、出しっぱなしだったらイライラしませんか?わたしだったら目につく度にイライラしてどんどんキライになって、最終的には捨ててしまうだろうと思います。

この十得鍋(3個セット)は、重ねて収納できるので収納時は非常にコンパクト。3個重ねた時の高さは、約10.5cm。

鍋1個分のスペースで収納OK。コンパクトという点において非常に優秀です。ハンドルが取れるので、料理を中に入れたまま冷蔵庫に「鍋ごとしまいたい」時も邪魔になりにくい。

リムの部分で3個重なるので、鍋底が重なっている鍋に接しない。だから傷が付きにくい。こんなこまかい配慮も嬉しいです。使っているうちにキズだらけになるんですけども、こういう細かいところまで気を配って作られているんだなと感心しますね。

2.継ぎ目のない美しいデザイン

凸凹がないシンプルなデザインは、接合部分がなく汚れが溜まりにくく洗いやすくて、お手入れが楽チンです。

シンプルで美しく、洗いやすい。
これこそまさに、わたしの鍋探しに求めていたどんぴしゃりの条件。

パーツやハンドルがついている鍋の場合、そのあらゆる継ぎ目に汚れがたまります。継ぎ目とはそういうものです。「キレイに洗えるよ」って人もいるかもしれないけど、料理は毎日のことで、そんなパーツの細かい隙間まで掃除するなんていうのは、不可能。そういうことが出来るっていう人は、掃除が趣味のヒトです。そうじゃない人間にとっては出来るだけ洗いやすいものがいい。
衛生的に料理するためにも、ここは重要なところです。
接合部分がないということは洗いやすいということであり、それだけで素晴らしい長所であると言えるのです。
そして出来れば、
  • 毎日使う道具だからこそ
  • 毎日目に入る道具だからこそ
美しいものがいい。
何を持って美しいとするか?は人それぞれですが、わたしにとってキッチン用品の美しさは機能美。余計な装飾は一切不要。

その点十得鍋の美しさときたら。ムダが一切ない余計な飾りのないこの鍋は、洗いやすいことこの上なく、見た目も麗しく、言うことがありません。

3.安心設計で便利な着脱ハンドル

片手で着脱でき、装着してもハンドル部分が鍋の中に入らない衛生的な構造の安心・安全ハンドルです。

1.片手で装着できる
2装着時にハンドルが鍋の中に入らない

ハンドルの上記2点の長所は、素晴らしいです。
わたしは「装着時にハンドルが鍋の中に入ってしまう」タイプの鍋の使っていたことがありますが、中に入っている部分に汚れがついてしまうし、ハンドルの細かい部分はキレイに洗えないのに鍋の中に入ってて衛生的にイヤだなと思っていたので、特に2の、装着時にハンドルが鍋の中に入らないことが気に入っています

*ハンドルについては不満点もありますので、後で説明します。

4.職人技のミラー仕上げ

新潟県燕市の研磨技術を活かした表面ミラー仕上げで、汚れがつきにくく落としやすいです。
使って10年くらいたった今でもピカピカ。この美しさをキープするってすごくないですか?普段は普通に洗剤で洗っているだけです。ごくたまに、クレンザーで磨いてあげたりもします。
また、HPの紹介文(上記)にもあるように、汚れが落としやすい。普段の料理の時は、ささっと洗っておしまいです。実際、「ゴシゴシこすったという記憶が全くない」というわけではないけれど、汚れがこびりついて真っ黒く焦げ付いてお手上げ・・・というような事態は一度もありません。

5.ムラなく熱が伝わる製品構造

熱伝導が良いアルミを保温性の高いステンレスで挟んだ、全面アルミ芯三層鋼。揚げ物は短時間でカラッと揚がり、弱火調理ができるから煮物は煮崩れません

熱伝導の良さは感じます。「全面アルミ芯三層鋼」というのも、購入した時のポイントでした。
「全面」というのがいいなと思って。実際に使ってみると「全面」だかどうだかっていうのは、目に見えるものではないので実感としては分かりません。

熱伝導が良いから、揚げ物にも

我が家で揚げ物を作る時は別の鍋を使っていますが(十得鍋では大きさが足りないので)夫婦二人とか少人数の家庭なら、揚げ物の油もムダにならないので良いと思います。

一人分のかき揚げ(かき揚げ1個)を十得鍋16cm(一番小さいサイズ)の鍋で作ったことがありますが、小さい鍋なので油も少ない量で済むというのも嬉しい。揚げやすいし、サクッと出来ました。

揚げ物の後始末もラクです。揚げ物中に鍋の底に食材が張り付いたりもしなかったし、洗う時も油がベタベタと残らずさっとキレイになります。

6.省エネ料理

保温性が高く、弱火で温度を保ったまま調理ができます。 余熱で煮込む余熱調理も得意です。手間をかけずに、熱量を小さく抑えながら短時間で料理ができます。

余熱調理が出来る
これこそ十得鍋の真骨頂だと思います。保温性が高いので、余熱で火が通ります。わたしは普段、味噌汁を作る場合、

  1. 茶碗4杯分の水をいれる
  2. 沸騰させる
  3. 切った具材をいれて少し煮る
  4. 味噌を入れ、十得鍋用の蓋をして火を消す
  5. 他の料理をしている間、放置
  6. 完成!

このような感じで使っています。ぐらぐら煮たてなくても、最初に煮立たせてあれば、余熱で大丈夫です。最初に味噌汁を作って蓋をして放置でOKなので、省エネでいいな~と思っています。便利!

7.広がる料理バリエーション

オーブンに入れてケーキを焼いたり、サイズの違う鍋を重ねて、 湯せん鍋としても使えます。また、フライパンやオプションの蒸し器を使えば様々な調理に活かせます。

ケーキを焼いたことはないですが、湯せん鍋として(チョコレートを溶かす時とか)大変便利に使えます。「入れ子」構造ならではですね。

8.全ての熱源に対応

ガスはもちろん、200Vの電磁調理器(IH)、 ハロゲンヒーターにも対応。オーブンにも入れられます。
ガスかIHどちらかしか使えないという鍋も多い中、ガスでもIHでも使えるというのは親切だし、そういう心遣いがありがたい。わたしはそういうことを確認せずにフライパンを買い(「どちらかしか使えない」なんて考えたこともなかったので)、自分の熱源に対応していなくてゴミを増やした経験がありますので、何にでも対応している鍋はいいなと思います。
オーブンにも使えるっていうのもいいですね。オーブンを持っている家庭では、ケーキ焼いたりいろいろ出来そう。

9.無水調理・無油調理が可能

ウォーターシール効果*で美味しく調理できます。少量の水と油で調理ができ、食材の栄養を逃さず健康的な料理づくりが可能です。
*鍋の中の水分が本体と蓋の間に水の膜を作り、鍋の中を定温・定圧に保ちます。
この効果で、栄養を逃さないように野菜を茹でたり出来るらしいです。実際に野菜を茹でたりもしていますが、栄養素は目に見えるものではないので効果については分かりません。けれど、何となく身体にいいことしている満足感はあります。

10.ずっとケア

ご使用年数に関わらず、修理・部品交換・メンテナンスに対応。永く使ってほしいから、期限を設けず、ずっとアフターサポートいたします。
*修理内容によっては実費が発生いたします。片手ハンドルは修理できません。ご了承ください。

これについてはHPで、大きく説明されていました。

ずっと使える、重なるお鍋
ずっとケア
2000年の発売当初、十得鍋には「10年保証」が付いていました。しかし、その期間を越えて大切にご愛顧くださっているお客様がたくさんいらっしゃいます。
その実績と自信より、保証期間を設けずに、ご使用年月にかかわらず、修理やメンテナンス、部品の交換等、できる限りご対応する「ずっとケア」を行うことといたしました。「いいもの、確かなもので永いおつきあい」創業以来変わらない当社の考え方です。 株式会社宮﨑製作所HPより
わたしも長年愛用している人間の一人です。大変丈夫なので修理に出したことはないんですが、「ずっとケア」するっていう心意気が素晴らしいですね。商品への自信の表れだと思います。

十得鍋の不満点

ここまで、十徳鍋のいい点だけを見てきましたが、長く使っていると不満も出てきます。
10年クラスの愛用者だからこそわかる不満点をお伝えします。

ハンドルが装着しにくい

ハンドルの装着の仕方を説明します。

ハンドルの金具部分を、鍋の穴にひっかける
ハンドルの手前の、穴が開いている部分(指でつまんでいる部分)をくるっと回す

ハンドルの裏側に金属パーツが出てきて固定される

この「裏にちょびっと出てくる金属パーツ」だけで、ハンドルと鍋を固定するという作りなのですが、
使っていくうちにハンドルが回しづらくなってくるんです。最初のうちは片手で軽く回せますが、だんだんと重くなり、鍋にひっかけた状態で「片手でハンドルをしっかり固定して、もう一方の手でハンドルの先を回す」ことが必要になってきます。

しっかりとハンドルを回しておかないと、非常に危ないです

回し足りない場合、ハンドルは引っかかっているだけなので鍋に固定されていません。

購入したばかりの時のように片手でさっと回しただけで「固定されている」と思いこんでいると、持ち上げた時に鍋がハンドルから外れ、中身をひっくりかえしてしまいます。
わたしは何度も熱い料理をぶちまけましたし、その下にあった食器を割りました。

また「ハンドルを回して固定」する時も、両手でやらないといけない位固くなります。面倒がって無理やり片手でやろうとすると鍋が動いてしまい、こちらも鍋をひっくり返すことになります。

基本的にハンドルを付けようするタイミングは鍋に「熱い料理が入っている状態」なので(料理中はハンドルは外すので)、ハンドルを取り付ける時は「慎重に」やらなくてはいけません。いい加減にやったら、危険な目に合います(わたしは合いました)。

ハンドルが新しくなっているようです

HPをみますと、わたしが使っているハンドルとは形が違い、新しい形に変わっています。2019年9月1日発売予定とあります。2019.10現在、新しいハンドルが販売されています。

画像:株式会社宮﨑製作所HPより

これから新しいハンドルを買われる方は、上記のようなトラブルは改善されていると思います。良かったですね!
ハンドルが洗えない

このハンドル、洗えません。

だから汚れとか油とかが詰まって動きにくくなるんじゃないかと思うんです。これはぜひとも「洗えるハンドル」かつ「洗いやすいハンドル」に改良していただきたいところです。中まで分解してしっかり洗いたいです。

現状、鍋自体はシンプルだけど、ハンドルの構造はシンプルじゃないんですよね。

ハンドルが焦げやすい

これはもう、完全にわたしのミスなんです。ハンドルを付けたまま火にかけていると(それを繰り返すと)焦げます。焦げて危険です。これは今使っているものですが、これもヒビが入っちゃっています。

以前、根本の部分が変形するほど溶かしてしまったことがあり、危ないのでそれは処分してあたらしくハンドルを買い足しました。
ハンドルに問題があると「料理中にハンドルを持ちたい」とか「鍋の移動の時」とか、とにかく危ないです。

ハンドルを壊さない為に、コンロに火をかけている時はハンドルを外す!

これを徹底しましょう。要注意です。


不満としてハンドルのことばかり書いてきましたが

ハンドル以外に不満はありません!
鍋は完璧。

十得鍋のおすすめ商品はコレ

十得鍋はいろんな種類が販売されています。

それぞれ単品でも買えますが、初めて購入するなら、わたしの持っている「鍋3個+蓋+ハンドルのセット」が一番おススメです。

セット商品 ソースポット16・18・20cm、兼用蓋、片手ハンドル
Price¥25,000+tax
Material
鍋本体/全面アルミ芯三層鋼
蓋 /18-8ステンレス、つまみ:フェノール樹脂
ハンドル/ステンレス鋼、フェノール樹脂、シリコーンゴム

わたしは、蓋とハンドルを買い足しています!
蓋は3個の鍋どれにでも使えるので、超便利です!

まとめ:十得鍋はこんな人におすすめ

十得鍋はとにかく「いい」鍋。ハンドルに不満もあるけれど、それをはるかに凌駕する素晴らしい鍋です。使いやすくて洗いやすくて収納しやすくて、鍋単体としても美しい。心からからおススメできる鍋です。

わたしは一生使います。

 

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