発達障害を抱える人間は疲れやすいらしい

私は昔から疲れやすいです。物凄く疲れやすい。

運動も得意ではないし、体力もない。それは、運動が苦手であることと、運動不足が原因だと長年思っていました。ところが、発達障害をかかえる人の場合、共通して「疲れやすい」という現実があるらしいのです。

原因としては

普通の社会に合わせて生きていくのに、努力が必要

感覚が過敏

自己肯定感が著しく低い

このようなことが考えられます。

私の場合は、あくまでも自称の域を過ぎませんが、常に疲れていて慢性疲労。どうも眠るのも苦手なようで、ぐっすり眠ったとか、気持ち良く起きられたという感覚がほぼありません。疲れやすいのに疲れが取れない、という状態。眠るのが苦手というのは、寝つきが悪かったり、ちょっとした物音で起きたり、夜中に目覚めて眠れなくなったり・・・があり、結果しゃっきっと起きられない。日中はさらに疲労が重なる。

それを解決するためには、自分の持っている性質を探り、疲れの原因と疲れを回復方法を探る必要があります。

私の場合は疲れる要因に「人の空気を読んでばかりいる、ビクビクする、敏感すぎる」ということがあります。外に出ると疲れるし、人込みでは激しく疲れます。別に誰かが何かを言ってくるわけでもないのに。「人の空気を読むような人は好きじゃなくて、いつも堂々としている人」の方がかっこいいと思うので、「別に何も気にしていない人」のようなフリさえします。そうして二重に疲れるのです。

自分の感情が、他人の気持ちに大きく左右される、されすぎるということもあります。

怒っている人・威圧的な人は物凄く苦手。怒っている人や威圧的な人の前では委縮するし、それに対しての怒りも沸くし、そういうマイナス感情に影響を受けやすいので、どっと疲れます。時には相手が何で怒っているのか、怒りのポイントが分からないのに一方的に怒られたりもして、本当にわけがわかりません。ぐちぐちと嫌味や怒りを向けてくる上司、出来ないことやうっかりしたことで怒り狂う夫。「努力しても出来ないことはあるし仕方ないじゃん」とは思っても、この世界に生きている以上は普通の人と一緒に暮らしていくということなので、そのルールを知って自分が合わせていくしかありません。

そのルールが明確ならまだしも場所によってルールも違うし、明確でないこともあり、そうなってくると目も当てられません。当面出来ることは、今所属している場所のルールを知るということ。私がついこの間まで会社員であったとき、一番理解しようと努力してそして一番苦しくて退職することの原因となったのが「経営者・上司の態度」でした。

私の仕事上の特性として

ストレス耐性が低く、他人から(特に、攻撃的な人や不機嫌な人から)多大なストレスを受けること
ざっくりとした指示ではなく「具体的な」指示が欲しいこと
耳からの情報はほぼ頭に残らないこと
一度にたくさんの仕事はこなせないこと
このようなことがあると、理解をしていました。しかし障害者枠で入社したわけではないので、普通の人と同じ扱いです。あくまでもれっきとした障害者ではないのです。「こんな特性があるから、このように扱って下さい」とはお願いすることは出来ない。グレーゾーンですから。
それでもこれらの苦手なことを自分で理解をして、ある程度は乗り越えることは出来ました(出来るだけメモをとるとか、指示を具体的に聞き返すとか)
それでもいかんともしがたかったのは、経営者や上司の威圧的な態度、怒りの矛先となること、気分屋の経営者が(機嫌が悪いと)攻撃的になること、無視、不機嫌といったものです。それを跳ね返せる人も気にしない人もいる。けれども敏感で、全てをそのまま受け止めてしまいがち、自己肯定感の低い私に、そんなことは難しい芸当です。
仕事の進め方として、出来るだけ一人でやりたい、たんたんとやりたい、ということはあります。急な予定変更、やり方がころころ変わるということにはついていけない。それは仕事の職種選びで重要になってきますが、人間関係を含む環境は入社前には分かりません。
大事なことなのでもう一度いいます
仕事において、環境は選べない・分からない
のです。そして困ったことに、私のような特性を持つ人間にとって、それは非常に大切なこと。
ありのままの自分を受け入れてもらえたら、私なりの得意なことで役に立つことが出来るのです。誰よりも早く電話に出るし、資料も丁寧に作るし、分からないことも調べて一人で仕事を進めたり、一緒に働く人を誰より思いやることも出来る、真面目に勤務して休まない。それでも、どんな環境でも攻撃的な人も威圧的な人もいます。与えられた環境の中でそれなりにうまくやっていけるのが「普通」の人です。しかしストレス耐性の低い私にはそれが難しい。どこかに私を受け入れてくれる、もしくはそれなりにうまくやっていける環境があるんじゃないか、と探し続けてきたけれどそんな場所はなかったし、たぶんこれからも、ない。微妙な発達障害で外に自分の居場所を求めるのが難しい場合は、自分が活躍できる場は自分で作るしかないのだろうと思います。もしくは、自分がストレスに耐えられる・折り合いのつく範囲をよく研究して適度に社会とかかわるか。
現状、これら他人から向けられるストレスに関しては、仕事を辞めることで大部分減りました。私は主婦なので仕事場は「家」(家事)。外で仕事をすると仕事場は「外」(外での仕事)と「家」(家事)になります。この両者を天秤にかければ、私のような特性を抱える内向的な人間には「家」の方が圧倒的にストレスが少ないです。気を付けるべき人間が「夫」のみに限定され、疲れやすくても自分のペースで休むことが出来るからです。
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