陶芸教室 2月の作品

  • 2020年3月12日
  • 2020年3月11日
  • 陶芸

2月の作品が出来上がりました。

酸化

マグカップ

1回目
釉薬:藁白
濃さ:薄め
かけ方:内側だけひしゃくで入れる
2回目
釉薬:藁白
濃さ:薄め
かけ方:ズブがけ
焼き方:酸化
この作品は、
  • 初めてのマグカップ
  • 初めての顔料入り粘土
  • 初めての内側かけ分け
という初めてづくしのもの。
持ち手にこだわってお店を周って持ちやすい持ち手を研究した作品でもあります。
出来上がった作品を見た時は、どちらかというと喜びよりもがっかりの方が大きかったです。ピンクの顔料を練りこみましたが、思った色と違う。もっと淡いピンクを出したかったのです。
釉薬は藁白。この組み合わせ(ピンク土+藁白)は、見本の鉢を見て決めたのですが、見本とは全然違うものが出来ました。そして焼きあがってから、その時(ピンクの顔料のアドバイスをくれた先生)の先生とは違う先生が、「あの見本の小鉢は、すげー古いよ。もう20年くらい前なんじゃない?今は顔料の種類も、作ってる会社も違うはずだよ」と。
えーーー・・・・・っと。それは最初から言ってくれ。
それからこの釉薬のかけむらはキライです。さらに日がたつにつれて貫入が入って目立ってきました。
この貫入、黒いんです。貫入自体は好きなのですが、白い釉薬の上に黒い貫入はなんだか汚れているみたいで、みる度にイヤな気持ちになります。数日使いましたが、お蔵入りしました。
しのぎを入れましたが、あまりしのぎも活かされていないような・・・。このマグカップで気に入っている点はどこかと言えば、初めてのマグカップの割に軽く作れたところ。片手で持ったときに、あまり重さを感じません。
*内側のかけ分けは、同じ釉薬で行っています。なぜ同じ釉薬をかけ分けたのかは、メモを取り忘れたので忘れました。こういう意図でそれを行ったのか?まで書き留めておかないと、わたしの場合は全部忘れてしまいます。なので今後はどういう釉薬を使ったかだけではなく、その意図も出来る限り書いておこうと思います。
ちなみに、釜を担当している先生は「自分の目の前でかけた(生徒さんの)釉薬に関しては、全部覚えている」と言っていました。すごい。どういう頭の構造をしたら覚えていられるのか。わたしにはどうがんばってもムリなことです。

湯呑

1回目
釉薬:辰砂
濃さ:少し濃い
かけ方:ズブがけ
2回目
釉薬:砧青磁
濃さ:普通
かけ方:霧吹き
焼き方:酸化
違う違う、そうじゃない。思わず頭の中にそのフレーズが流れました。そっち行っちゃった?っていう、微妙に違う色。
この湯呑は、ちょっと暗めの水色を狙っていました。砧青磁が暗めということで、辰砂の明るさをおさえて狙った色が出るか?と思いましたが、明るめの緑っぽい水色に仕上がりました。
形はとても良かったのですが、これでお茶を飲んでみると熱くて持てない。厚めに作ったつもりだったんだが・・・。湯呑よりもマグカップの方がわたしには使いやすいのかもとも思いました。
この二つは15回目に釉薬かけをしたものです。

皿1枚目

1回目
釉薬:透明
濃さ:少し薄め
かけ方:ズブがけ
2回目
釉薬:織部
濃さ:普通
かけ方:スブがけ
焼き方:酸化

わたしが出したかったのは濃い、黒がかった緑。その為に下地に透明釉をのせています。こうすることで織部が濃くのるそうです。

しあがった色は確かに緑ではありますが、黒いぶつぶつが多数あって膜を張ったような感じもあります。この状態は『この陶芸教室で使っている織部あるある』らしいです。(本当の織部ではなくて透明の緑釉をここでは便宜上、織部と呼んでいるそうです。良く分かりませんが)
この黒いぶつぶつや膜について、周りにいた方がいろいろアドバイスをくれました。
あのね、○○さんがね、それを消すにはサンポールがいいっていうのよ。○○さんはいつもそれで拭いてるんだって。
え、サンポールってあのサンポールですか?
そうよー、便所掃除のサンポール。
えぇっと・・・
そういう薬品で食器拭いちゃって大丈夫なんでしょうか?
知らないわよーー、あはは。
だそうです。
わたし、好きです。オバチャン特有のこういういい加減情報。
そして
わたしはね、それはちょっとコワイからお酢で拭いたりしてるんだけどね。
と教えてもらったのでさっそく家で米酢を垂らして拭いてみました。
が、何の効果もありませんでした。でもサンポールはやっぱり薬品だしなんとなく怖いので、このまま使うことにします。
*後日ネットで調べてみたところ、織部の膜をサンポールでなんとかするっていうのは、そういう方法が実際にあるみたいでガゼネタではないようです。でもやっぱり強い薬品を食器に使うことには抵抗があります。
形はちょっといびつで、手作り感があって好みですが、この織部の色は好みじゃない。どうやらこの織部には、みなさん苦労している釉薬みたいです。今後は付き合い方を考えなくちゃいけないと思った釉薬です。

皿2枚目


1回目
釉薬:藁灰
濃さ:普通
かけ方:ズブがけ(中で2秒)
【裏をふき取ってから2回目】
2回目
釉薬:藁灰
濃さ:普通
かけ方:霧吹き(右周り左回り1周ずつ)
焼き方:酸化
この皿は、初めてしのぎをやった作品です。どのくらい深く彫るのか分からず、彫り終わってみたらだいぶ深かったという。
この時は自分が削りすぎたのかどうか分かりませんでしたが、出来上がってから見本(家で使っている皿)を見比べてみたら、だいぶ深かったことが分かりました。そして、決定的なダメポイントとして、この削った部分がとても洗いにくいということも分かりました。
マグや湯呑と違って皿なので、ドレッシングとか油とかそういった料理がこの溝に入り込む可能性があるんですね。この削った部分は小さくて深さもあるので、スポンジでさっとなでただけでは汚れが落としづらい。というわけで、皿のしのぎはもっと薄くやった方がよいなと学びました。
そして色。
この白いぶつぶつがイヤな感じです。原因を先生に聞くと
  • 釉薬が濃いと出やすい
  • 最近出るようになった

ということでした。あとけっこうテカっているのも好きじゃない。要は藁灰は、わたしの好みの色じゃなかったということです。他の作品を見てこれがいいと決めたはずなのに、自分の作品でやってみると違うものですね。

これらの皿は第12回目で釉薬掛けをしたものです。

還元

小鉢

釉薬:志野
濃さ:薄め
焼き方:還元
かけ方:ズブがけ(中で2秒)
貫入を入れたくて濃くかけたかったのに、釉薬が薄くなってしまったので、長めに沈めたました。貫入はあまり出ませんでした。内側と外側が、ほんのりピンクになっています。このピンクは志野を還元で焼いた時の特徴で、内側の底に入りやすいそうです。
ピンクを出したかったわけではないのですが、シンプルなので使いやすいです。

マグカップ

釉薬:トルコ青
濃さ:ちょっと薄め
焼き方:還元
かけ方:ズブがけ(中で2秒)
このマグカップは、わたしの記念すべき2個目のマグカップです。ピンクの彫りを入れたマグカップが上手にできなかったので、シンプルにしたものです。
釉薬は明るい空をイメージしてトルコ青をかけましたが、どうも明るくない。これはこれでいい色ではあるけど、イメージと違うんだよなぁなんでかな?と手に持ってまじまじといろんな方向から眺めていたら、原因が分かりました。
なんとこの作品、ピンクの粘土で作っていたのです。
なんと!
ピンクの顔料を練りこんだからには、ピンクを活かさないと意味ないじゃない?それをまさかの潰しに行く形での釉薬がけ。透明とか白っぽい色ならまだしもピンクに青だからね。まったくムダなことをしたものです。ぜーんぜん気づかなかった。釉薬をかける時。
焼きあがって裏をみたら、あれ?なんかピンクっぽいけど?とようやくわかった。
なんか知らない間にピンクの粘土減ってんなぁとは思ってたけど、そんなことはどうでもいいことなので特に深く考えももしなかったけど、まさかコレだったとはね。
先生は
これはこれでいい色じゃない。
こういうことする人いないから、珍しい色だよ。
と言ってました。でしょうね。こんなムダなこと、わざわざするもんじゃないですよね。
でも思った色ではないけどおかしな色でもないので、使えそうです。歪みも、2作目だけあって前回より形がキレイに出来ていると思います。
「お前にために作ったぞーー」と言って次男に使わせています。

*還元の物は第17回目で釉薬掛けをしたものです。


サンポールって、子どもの頃に聞いたことがある遠い記憶の中の単語でしたが、
今でも現役の商品なのですね。

最近の我が家のトイレ掃除には、サンポールではなくコレを使っています。
このローズの香り、とってもいい香りで癒されます。

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