わたしは、自称「自閉症スペクトラム(ASD)、アスペルガーのグレーゾーン」。
これに気づいたのもつい最近のことで、どうしてもこうも世の中は生きにくいのか
幼いころからずっと絶望して生きてきました。
そんなわたしは、いまは子どものいる専業主婦ですが、専業主婦を職業と言ってよいのであれば
これほど自分にあっている職業はないと感じています。
しかしながら専業主婦というのは直接的にはお金を生み出さないので、
その部分には罪悪感があり、なんとか社会とつながりを持ちつつ、
多少なりともお金を生み出す存在になりたいと思い続けています。
とはいえ、安易に「パートに出る」「社員を目指す」といった活動にでても
疲れ果てて人生に絶望するという、これまでの二の舞になるだけ。
「具体的にどんな活動が向いていないのか、そして何が出来るのか」ということは明確にした方が良いでしょう。
わたしはこれまで、ネットや本で
発達障害や自閉症スペクトラム(ASD)の人間に向いている仕事は何か
についてさんざん調べてきましたが、書かれている内容を見ても今のわたしにはピンとこないのです。
例えば、プログラマとかエンジニアとか・・・
うーん、そうかもしれないけどわたしはそっち系の人間(理系)じゃないし、40代の今からそれを目指すってものでもない気がするし。そもそも組織に属するのが向いているとはとても思えないし・・・という感じ。
そういうわけで、わたしが過去に関わった職業とわたしの性質(グレーゾーン)との相性をふりかえり、「どう向いていなかったのか?」を明確にしておこうと思います。今回は直前までやっていた保育士について書きます。誰かの参考になれば。
発達障害グレーゾーンと保育士
わたしは自分の子どもが生まれてから保育士の資格をとり、保育士としてパートで働いたり、社員(メインは事務で時々保育士)として保育園で働いていた時期があります。
結果は火を見るより明らかなんで、結論からいうと
向いてなかった
です。
詳しく説明していきます。
保育士の仕事で苦手なこと
常に集団行動
保育士の仕事は、ごーーーーーーーーーーく簡単にいうと子どもたちと過ごすことです。
子どもはかわいいんです。本当に心からかわいい。
でも人間関係は苦手だし集団になるともっと苦手。
分かりますか?この矛盾。
要は、幼稚園とか保育園というのは集団生活の場なので、集団なわけなんですね。子どもも先生も常に。
常にです。
え?何言ってんの?「当たり前じゃん」とか「意味が分からない」と思うでしょう。
一般の人が保育士という仕事を想像する場合
かわいい子どもたちと優しそうな先生たちが楽しそうに、ウフフ!キャッキャ!と遊んでいる
くらいのもんだと思うのです。
しかし現実問題として、そんなふわふわしたかわいらしい楽しいだけの仕事ではないのです。
保育士は、子どもと先生たちと「一日中ずっと一緒に」いなくてはいけないんです。
「いい時も悪い時も!」「イライラしてようと落ち込んでいようと」「いつも!」
わたしの場合はもともと対人関係が苦手だし、誰かと一緒にいるのも苦痛なタイプ。
(孤独が好きってわけじゃないし友達も欲しい。でも、他人と一緒にいると物凄く疲れる)
その人が好きとか嫌いじゃなくて、人がいると落ち着かないのです。
それなのに、それが数人とかじゃなくて集団で、そんでもってそれが「一日中ずっと、常に」という。
会社勤めと違って「お昼だから外に食べに行って息抜きしよう!」とか「仕事が一区切りしたからトイレ休憩」
いうことが、基本的には出来ません。勤務時間中「一人にはなれない」のです。
子どもが登園してから帰りに親に引き渡すまで、ずっと誰かといるし、誰かに見張られている。一人になることは無理。それが保育士。
書いているだけで「地獄かよ」と思いますね。
トイレにも行けないというんじゃないんですよ。それじゃ死んじゃうんで。
でも、自分がトイレに行っている間は、子どもたちを見るヒトがいなくなります。子どもから目をはなすことは絶対にしてはいけないこと。
それはアウトなので、必ず誰かに声をかけて「子どもたちを見ていてもらう」必要があります。自由にトイレにいくことは出来ません。
めんどくさくね?
そんなの普通じゃん?と思う人もいるかもしれないんだけど、そういうことが積もり積もって多大なストレスになっていくのです。
トイレだって、数秒でダッシュ。ティッシュで拭いてるヒマもないくらい追い詰められていることも珍しくない。仮に誰かに見ていてもらっていたとしても、その人がクラス全体を完璧に見ていてくれるわけではない(誰しも完璧ではない)。自分が目を離したすきに、何が起こるか分からないのです。
何が起こるか分からない
上記トイレの件だけでなく、子どもは常に何をしでかすか分かりません。
トイレの話に戻ると、その「目をはなした数分」で
- 子ども同士が激突してケガをするかもしれない。
- 絵をかかせているなら、持っている色鉛筆で友達の目を刺すかもしれない。
- 勝手に廊下に出て、走って転ぶかもしれない。
- 窓を開けて外に飛び降りるかもしれない。
- おもちゃを丸のみしてしまうかもしれない。
等々、年齢にあわせてもういろんな「かもしれない」が潜んでいるわけです。
それはもちろん「トイレにいた=目を離していたから」ではなくて、自分がその場にいても起こります。
常に過緊張の状態が続きます。
おそらく長く保育士を続けていける人は、こういうことに対する対処がうまく、自分に過度のストレスを与えず適度にやっていけるのだと思います。
しかし「予想外の行動に対処する」ことが苦手な人間にとって、それは常にわが身を緊張状態に置くことであって、苦痛でしかありません。
慣れてくると「〇〇かもしれない」は、ある程度(上記にあげたように)予測はできるようにはなりますが、まったく思ってもいなかった方向から「あぁ、今度はそうきたか」ということをしでかすのが子どもなので、全てが予測しきれるようになることは永遠にありません。
園児に対してだけでなく、大人に対してもやるべき仕事に対しても「過度に」身構えてしまうという性格は、そのまま過度のストレスを自分に与えています。夕方にもなると心身ともにぐったりして、立ち上がるのも困難になるくらい疲れ果てます。
夕方など比較的のんびり遊んでいい時間も、足をのばしたりゆったりすわっていたりなんかすると、何か危険があった時にその場へ駆けつけられないので、壁を背にして全体を見渡せる場所で、立膝などの「いつでも駆け出していける」状態の臨戦態勢でこどもの相手をします。
まとめちゃうと、ずーーーーっと気を抜けなくて、疲れるってこと。
普通の人だって子どもの相手をするのは疲れるのに、それに加えてグレーゾーンっていう重りも背負ってるんだから。
クラスで一緒に仕事をするパートナーとの相性。っていうか誰であってもアウト
保育士は、クラスの年齢によるけれど、だいたい1クラスを数人でみます。
年長さんや年中さんクラスに該当する場合は先生は一人だけど、補助の先生が付くこともある。
わたしが保育士として仕事をしていて一番長い時間を過ごしたのは「異年齢6人を保育士2人でみる」という形態だったのですが、この「保育士2人」という体制が非常にキツイ。
もう、どんなことがあっても相手から逃れられないのです。
相手が苦手な人なら当然ではあるけれど、仮にいいヒトであってもダメ。単純に誰かと密に過ごすのってとにかく苦痛。
一緒に過ごしている先生の一挙手一投足によって、こちらの心は常にかき乱される。怒っているのかなとか、わたし悪いことしちゃったかな?とか、さっきはどういったら良かったのかとか、キツイいいかたしちゃったかな?とか。逆に相手の態度にムカつくとか、なんでそれをやってくれないのとか。
同じ空間にいつも同じ大人(と子ども)が入れば、とにかく息苦しい。
相手のことをよく知らないうちは「よくわからないから」疲れるし、慣れてくるとそれはそれで気を使いすぎてどんどん苦しくなる。
あ、これは単純に「部屋の広さ」も関係します。
部屋が狭いほど、逃げ場がないので精神的に追い込まれます。
子どもを見ながら、相手の先生にも気を使いながら仕事をする。あぁ、苦痛。
気を使いすぎる、空気を読みすぎるんですね。グレーゾーンの特徴ですね。毎日疲れ果てます。
パート時代、午前中だけ仕事という日であっても、家に帰ってきて午後はずっとリビングに倒れこむ位疲れていることもありました。
どこの園でもある、女同士のあらそい
これはもう、さけては通れない女同士の付き合い。
アスペルガーのグレーゾーンである私は、子ども時代からどうも女同士の付き合いには違和感を感じまくっていたし今でも大変苦手です。ですが、保育士は女の職場です。これはもう間違いない。
どこを見渡しても女のみ。
そりゃね、表面上はみんないいヒト。でも集団になると怖い。
陰で「その場にいない人のことを悪くいう」なんていうのは日常茶飯事。
保育士という仕事は、他の仕事に比べて「その人の性格そのもの」が出やすい仕事です。
「仕事の結果に出来上がった書類」だとか「売り上げ〇〇円達成」といった成果ではなく、その人そのものが売り物・商品なのですね。
女は、表面上は笑顔で接してくれる人が多い(それすらやらない人もいるけど)。でも「さっきまであんなに仲良くしゃべってたのに、数分後には
*他の人に「あいつマジむかつく」とか言っている
*園長の前ではおべっかをつかいまくって笑顔で楽しそうに振舞ってるのに、陰では信じられないようなひどい悪口ばかり言っている
といった場面がものすごくある。
自閉症スペクトラム(ASD)アスペルガーのグレーゾーンの女性は、たぶんだけど単純で純粋で基本的に人を信じるし、女社会の中でうまくしたたかに生きてこれたタイプではない。
女社会の中でもみくちゃにされながら、自分でも「なんか違う」と思いつつ、そして確実に周りからも浮きながら、悩みまくって悩みまくって生きてきたはず。
わたしは女集団は苦手だし、たぶんそういう中にうまく入っていけていなかったし、たぶんこれからも。
心が繊細すぎてゲロ吐きそう。
それに、保育士って、いいヒトももちろんいるけど「強烈な人」もいっぱいいます。
大抵のビジネスの場では、何かの「仕事」を通して仕事相手と向き合いますね。
ですが、保育士の場合は常に「子ども・職場の人間とコミュニケーションをとり続けることそのものが仕事」ですので、人間と直に接することが他の仕事と比べて非常に多い。常にだれかとしゃべってますからね。一日中もろに影響を受けます。人から受けるストレスは尋常ではありません。
仕事がら、「苦手な人から距離を置いて仕事をする」ことが出来ないのです。そういう人と同じクラスを担当することになったら、もう大変です。そりゃあ、うつ病にもなるって。
人(こども)の前に立つ、ということ
保育士は、子どもの前に立って仕事をします。
集団の前に立つ。集団の前で何かを行う。子どもの視線を全身に浴びる。リーダーとしてクラスを動かす。
はい、もうどれもこれもイヤです。
コワイんです。
思い返せば小学生の時、みんなの前で自己紹介をするとか、夏休みの楽しかったことを発表するとか、嫌で嫌でたまらなかったんです。それの延長かもしれない。
子どもはかわいいし、1:1で、とかフリーで遊ぶのを見守るのならなんとかなる。
でも大勢の子どもの前にたち、その子らの注目を集め、何かを行う(ピアノを弾くとか絵本を読むとか)のは恐怖。
これは恐怖というよりほかありません。
でもね、この気持ち、他の先生たちには分かってもらえない。
だって他の人はそういうのがやりたくて保育士になったんだもの。
自分よりずっと年下の先生も、学校を出たての先生も、立派に子どもの前で先生をやっている。おじけづくことなく歌を歌い、集団の前で指示をし、手遊びをやる。しかも楽しそうに。わたしが心臓をバクバクさせて震える心をふるい立たせて無理やり(それでも出来る限りにこやかに)なんとか絵本を読んでいるというのに、彼らはいとも自然にそれらをやってのける。
間違えずに歌を歌うとか、手遊びが正確であるとかそういうことが大事なんじゃない。歌が下手だっていいし、手遊びが多少間違ってたっていいし、そういうことが問題なんじゃない。それは分かってる。
でも頭ではわかってても出来ないことがある。緊張しすぎて頭が真っ白になるし倒れそうになる。
わたしが極度に、集団の前に立つことに恐怖を感じるということが「保育士として」一番向いていないと感じた点です。
親の前にも立たないといけない
子ども相手だけでなく、保護者の前にも立たなければならないことがあります。
入園式や卒園式、クリスマス会とかお遊戯会。運動会。
これらの行事がなければどんなにいいだろうと何度思ったことか。
いろんな説明も必要だし、一番最悪なのは「司会」。
こんなの、保育士にだっていろんな性格の人がいるんだから、人前に立つのが得意な人がやればいい。
「適材適所」
これができればどこの職場だってみんなハッピー。何の問題も起こらないと思いますが、
もちろんそうも言ってられなくて、嫌だなんてわがままは通用するはずもありません。
これは経営者の判断によるところが大きいと思いますが、わたしがこれまでに過ごしたいくつかの保育園では
「得意な人に」というよりは
「順番に」「平等に」仕事が回ってきていました。
仮に「みんながどんな仕事でも出来ないといけない」という考えで、そういった仕事を順番に「超苦手なわたしのような人間」にやらせてみたところで、それはそれで真面目な性格をフルに発揮して自主練を繰り返して当日はなんとかなっても「もうわたしには限界だ・無理だ」と職場を離れるきっかけにしかなりません。本当は、経営者に
そういう気持ちや考えを分かってほしかった!!!
でもわたしはただの従業員ですから、与えられた仕事が出来ないなら、やめるしかありません。
その点ではわたしは非常に潔いというか、何というか。従業員という立場上、仕方ないかと思うのです。
わたしは、「会社が個人に対して配慮してくれる」なんていう期待は一切していないので、次々と職を辞めて今に至っています。
ともかく、司会なんて誰もやりたくないから誰か親切な人が代わってくれることはないし
「嫌だから、向いてないから」と言って嫌な仕事からは逃げられません。それが保育士の仕事だから。
「発達障害を持っているヒト、グレーゾーンのヒト」という条件での採用ではないのでそんなことに配慮はしてもらえませんし、そういった配慮のある保育士採用なんて聞いたこともありません。
「人間関係が仕事」といっても過言ではない保育士という仕事において、人間関係が苦手なんていう人は採用されないでしょう。
保育士の現場って、普通の人でも人間関係悩んで辞めていく人ばかり。
メンタルがやられて退職する人が多数いる過酷な現場なのに、そんな戦場にわざわざハンデを背負って乗り込んでいっているわけですね。
ちょっとした細かいことに気づけない
いろいろなことに神経をとがらせている分、事務的なこと(いつにどんな行事があるかとか、集金日とか)とか、子どもの様子とか、すっぽりと抜けてしまうこともあります。
例えば夕方、子どもの顔に小さい傷を見つけたとします。
でもその傷が、いつからそこにあったのかわからない。
でも「わからない」じゃダメなんです。
保育園ではたいてい、登園時にしっかりと「子どもに変わった様子はないか」とか「身体の傷」などをチェックすることになっています。
朝に傷が見当たらなければ、その後に発見した傷は「その日に園で作った傷」だと分かります。
それでも、
- 登園時に確認したはずだけど(朝はなかったはずだけど)今は傷がある
- 朝は絶対に傷はなかったのに、今はおでこが腫れている。でもなんで腫れてるのか分からない
こういった、原因の分からない傷が出てしまうのです。
もちろんずっと朝から子どもに一緒に過ごしているので、何かがあれば見ている(はず)。でも、原因が分からない。
近くにいるはずなのに、子どもがケガをする。
なんでなの?なんでそんなことが起こっているの?
それに、なんで分からないんだろう?
一日を振り返っても分からないし、そんなケガをする場面なんか、わたしの記憶の中ではなかった。
でもきっとみてないうちにお友達とぶつかったり、お友達におもちゃで殴られたり、机にぶつかったりしているんです。
見てないとダメなんですけどね。
そしてここが一番「謎」なんですが、「見てるはずなんだけど出来ていない」ってことです。
重大な事故があった場合「見てたんですけど、事故が起きました」なんて言い訳は通りません。
これはもう「この先、もっと気を付ければできるようになる」っていう問題じゃない。
そういう「なぜか意識が飛んでいる」「記憶がない」瞬間があり、でも子どもはちょっとしたスキに死ぬかもしれないので、本当に怖いです。自分のせいで子どもが死んじゃうかもしれないという恐怖。
保育士は子どもの命を預かる仕事です。重い。
自分が「抜けている」責任は、自分にだけ発生するくらいでないと背負いきれません。
結果:保育士は無理ゲー
こんなふうに見ていきますと、いかに無謀な仕事にチャレンジしていたのかが分かります。
子どもはかわいい。でもそれだけじゃない。
どろどろした人間関係、細かな気配り、人前に立って子どもをまとめるリーダーシップ、子どもの注目を集める「華」の要素も必要です。
わたしにはないものばかり。
気遣いについてはグレーゾーンの特性を生かし、気遣いばかりして疲れ果てていましたが。
特に「集団」というのがキーワードな気がします。
自閉症スペクトラム(ASD)アスペルガーのグレーゾーンの大勢にとって、たぶん集団は苦手でしょう。
その反面、一人でコツコツ型は得意だったりします。
わたしが保育士の仕事の中で楽しかったのは、
- 一人で黙々と園の壁にはる制作物を色紙で作ること
- 一人または二人くらいの子と、じっくりと話すこと
でした。
でも、壁面制作をいくら作ったってねぇ。ほんとはそればっかりやりたいけど、そんな仕事は経営者に求められていません。
保育士は子どもの集団を見る仕事なんだから、数人と話して楽しいっていうのも違うし。
わざわざ「向いていない仕事を凝縮したような仕事」に取り組む必要はないように思います。
子どもと過ごすことは本当に楽しいんですけどね。
それでも保育士をやってみたいという方へ
わたしと同じような自閉症スペクトラム(ASD)アスペルガーのグレーゾーンを抱えながらも、それでも保育士になりたいという方もいるかもしれません。
そんな方へ、わたしができるアドバイスです。
社員とか、もしくはパートであっても社員並みに働く人の場合は、クラス担任を任されるかもしれません。そうなると責任が重くのしかかり、人間関係はさらに濃く、命を預かる危険性も増し、もういろんなことが「がんじがらめ」になります。
保育士として働く以上「担任じゃないから責任はありません」なんてことはないけれど、それでも「ある程度気楽に」保育士としての仕事をしたいという場合は、複数担任とか「サブ」の立場でいられるような職場を選びましょう。
担任がいた上でサブで働くのと、自分がメインでやっていくのとでは、そのプレッシャーは段違いです。
そしてやっぱり子ども相手の仕事は物凄く疲れますので、短い時間からの挑戦が良いです。だいたい「週3日4時間以上」位から募集があります。もっと短く、朝のみとか夕方のみといった募集も時々あります。時給もいいし労働時間も短いので、保育士体験をしたくてその時間帯に働ける人には狙い目だと思います(一日2時間位のお仕事なので、がっつりお金を稼ぎたいという人には向きません)。
短い時間がオススメとはいっても「9時~14時勤務」は保育園の求人では大人気です
(自分の子どもが幼稚園や小学校から帰ってくるまでの間働きたい人が多いため)
この時間帯を希望する女性は多く、パートで働くならどこの業界でもそういう人ばかりだと思います。
なので、この時間帯は「保育士をやりたい人」が多く、すでに先生たちがあふれていて求人もあまりなかったりします。
わたしのおススメしたい時間帯は「午後」です。理由は2点。
- 午後は「応募者」が少なく、採用されやすい
- お昼寝から入れば仕事がラク
14時とか15時に帰りたいママ保育士が多いので、18時くらいまで働けるなら、採用されやすいと思います。
また、午睡の時間から働けば、「午睡の間の見守り」もしくは「掃除」等の仕事になるので、物凄く気がラクです。午睡から起きればおやつを食べさせ、午後の遊びです。午後にも遊びの時間があるので、午後勤務であっても子どもたちととふれあうことは可能です。
保育園のメインの活動時間は「午前の保育」になるので、ここを外すだけでだいぶ肉体的にも精神的にもラクに働けると思います。