朝目覚めて突然思ったのです。
今日は「キャラ弁を作ろう」って。
といっても、わたしがこれまで作ったことがあるのはアンパンマンのキャラ弁1回のみ
(描けるアニメのイラストもアンパンマンのみ)
だってさ、めんどうじゃん、キャラ弁って。
こちとら、ただの弁当でさえ作るの面倒だというのにね。
弁当については
- おいしく、腐らず、食べられたらそれでOK
- 手で食材をべたべた触ったら、なんか衛生的にもほら・・・?ね?(面倒なだけ)
と、このように考えて生きておりましたので、
息子を喜ばせたいと思ってアンパンマン弁当の1回くらいは作ってみたものの、もうそれでわたしの「キャラ弁作りへの欲求」は満足しちゃってたってわけ。
しかしなんだかきょうは、目覚めた時から「久々にキャラ弁作ってみるべし!!!」という掲示が宇宙から降りてきましたので、朝一番「おはよう」も言わず、唐突に息子を呼び寄せて聞いたのであります。




??
うーん。ぶっこんできたぞ。そんなキャラ、しらないんだけど。
しょうがねぇ、じゃあいくつか聞いてみるか。


なるほどなるほど。そうきたか。
いつの間にか子どもは遠くへ行っちゃってるんだぁ
本日聞き出した「むすこの好きなキャラクター」は以下の通り。
2位 さいたま
3位 キング
全員誰だよ。一人も知らねーーぞ。

と教えてくれました。
そして「ほらコレ」といって差し出されたコミックスはワンパンマン19巻。
面白そうじゃないか。アンパンマンじゃなくてワンパンマン。アンパンマンなら得意なのに!
とりあえず最後まで一気に読んで(面白かった!)、それでは早速開始です。
【第1回】中学生の息子の好きなキャクラターで、キャラ弁を作る
ほぼ作ったことのないキャラ弁ですが、果たして喜ぶのでしょうか。
中学生男子なんて、キャラ弁より肉弁の方が好き。絶対。
それを分かった上での挑戦です。
開始から完成まで
家にあるもので作る
キャラ弁作りの為に買い物にまで行くのはちょっとね、面倒だし。そんなに気合入れて作らなくてもいいと思うんだ弁当って。もっと自然体にさ。家にあるものだけで何とかする。
せっかくだから一番好きなキャクラターで作る
キャラ弁を作るにあたり検索したところ、「ワンパンマン」の「サイタマ」というキャクラターはキャラ弁がたくさんヒットしました。形も単純だし作りやすそうだしね、うん分かる。
でもせっかく作るんなら、一番好きなやつ作ってあげたいじゃない?なのでこのジェノスってヤツに
「レッツチャレンジ!」
細かいことは気にしない
だって、この漫画知らないんだもの。今日、この19巻読んだだけだし。面白かったけど。(もっと読みたい)
でも味はおいしくありたい
それは当たり前ですよね。おいしいって食べてくれる息子の顔がみたいの。だってお母さんだもの。
持ち歩かないで作ってすぐ食べる
持ち歩き前提でつくると、崩れるとか蓋にノリがはり付くとかを気にしなければいけないので、とたんに難易度があがります。なので蓋はしません。出来たらすぐ食べてもらいます。
表紙を見ながら作っていく
貸してくれた漫画の表紙を見ながら、なんやかんやと具材を詰めていきます。
完成した作品はこちら!
ではここで今回のキャラ弁におけるこだわりポイントを説明
ハンバーグは血だらけの岩を表現
どういう漫画か知らないんだって。(きっとバトルものだから)
小松菜のナムルは、森を表現
きっと冒険とか行くでしょ?森に。
卵焼きはお洋服
卵焼きを入れたかっただけ。
顔の色を薄っすら付ける為、鶏ももを茹でただし汁で味付けご飯に
顔は、白一色よりはちょっと肌色が付いていたほうが、なんかそれっぽいし。
髪の毛は小松菜の茎を細く切って
地味に一番時間がかかった作業
かわいさのポイントは枝豆のピアス!
分かりにくいけど、新潟のすっげーうまい枝豆。
むすこの反応はいかに?
おおっ!といって笑ったあと、普通に食べて
「ハンバーグウマイ」
そりゃそうだ。黒毛和牛ハンバーグだからな(作り置きの)。
その他にも
- 髪の毛があるから大変だったよね。
- サイタマの方が作りやすかったんじゃない?
と大人びた感想。
幼い子どものように
「うわーーーーい!アンパンマンだあぁ!!」
というような喜び方はしてはくれないのです。中学生男子は。
あと「でもこういうお弁当は学校には持っていかないよ?」と。
安心しろ。こんな面倒なことを、日常の弁当として作るわけがないじゃないか。
知らないキャラクターのキャラ弁を作ってみた:ジェノス( ワンパンマン):まとめ

評価:3.5一切聞いたこともない知らないキャクラターなので、もっと超ド級におかしな弁当ができあがるかと期待していたものの、なんていうかこう、中途半端にうまく出来あがったキャラ弁でした。大笑いできるほどヘタでも、感心するほど上手でもないという。やり損。入れているそれぞれの食材は超ウマイので、普通の弁当として普通においしいといって食べるという普通のお昼ご飯でした。
ちょっとしたアクシデント
キャラ弁制作中に息子が学校から帰ってきました。
「へーキャラ弁作ってんの?」だって。つまんないの。
出来たのを見せて驚かすつもりだったのに!
編集後記 作成中の様子
約40分で完成!髪の毛も手を抜かず、みりんと出し醤油で味付けしてます。