昨日「けむらん亭での焼き芋デビュー」を果たしたわたし。衝撃的なおいしさのあまり、1日に2回も焼き芋を作ってしまいましたが、どうしてそんなに美味しかったのか?というとそれは
甘太くんだから。
これが大きな理由だと思うんです。わたしの『甘太くんへの信頼』は大変厚い。だけどもこの甘太くん、そのへんでぱっと買える芋じゃない。そこがネック。
わたしはいつでもおいしい焼き芋が食べたいの。
ということで、次の課題は、
いつも買える芋で、手軽においしい焼き芋を作りたい。
これをクリアしていきたいと思います。
今回のサツマイモは紅優甘(べにゆうか)
「安くて美味しそうなサツマイモ、あるかな~?」とイオンの食料品売り場をうろついて見つけたこの芋「紅優甘」。
先日、陶芸教室で焼き芋を食べていた時、一人のおば様が



さっそく焼き芋にする
今回のサツマイモは、前回よりも細め。前回はギリギリ5cmを2本でしたが、今回は4cmです。ですので、強ではなく中で焼きます。
よく洗って表面に穴をあけたら、アルミホイルで包まずに、オートメニュー:焼き芋:中でスタート。
焼き上がりはこの通り。今回も、開けた穴から蜜があふれています。
『中』が終了したあとは、追加で焼かずにこのまま冷めるまで放置。それでもしっかり中まで柔らかかったです。
紅優甘(べにゆうか)焼き芋:実食
中は、わりとしっとり。ホクホク系がネットリ系か?と問われれば、町ばいなくネットリ系。甘太くんにも似ている味。調べてみると
紅優甘(べにゆうか) | 茨城県・JAなめがた甘藷(さつまいも)部会にて生産したべにはるかを、独自で商標登録した名称 |
甘太くん | 大分県産のべにはるかを収穫後40日以上貯蔵することで、ぐっと甘味を増加させた大分独自ブランド。JA全農おおいたが商標登録した名称 |
どっちも『べにはるか』でした。
名前からして、紅優甘は『甘さが優れている』わけだし、甘太くんは『甘くて太い』ってことでしょう?そりゃおいしいに決まってる。
ちなみになんですけれど、近所のスーパーで買うことの出来る焼き芋の中でもう絶対これ!と決めている「おいしいベスト焼き芋」は「紅天使」*。そして「紅天使」も品種は「べにはるか」。
要は、わたしは

なんです。
*「紅天使」は、茨城県のさつまいも専門卸問屋「株式会社ポテトかいつか」が販売している「べにはるか」のブランド商標。2011(平成23)年に登録されているそうです。旬の食材百科より
紅優甘と甘太くんの味の違い
どちらも『べにはるか』系なのでしっとりネットリ系なのは同じです。ですが、作った焼き芋を並べて一口ずつ食べ比べてみたところ、やっぱり同じ『べにはるか』でも違うということが分かりました。
どちらも甘い。これは間違いなく甘いし、ネットリしている。だけど甘さの質が、紅優甘の方は「優しい」という字が入っているだけあってか、優しい甘味。少し栗っぽい甘味。
甘太くんは強烈に甘い。とにかく甘い。「んー、栗っぽいかな?」というように何かに例えるような甘さではなくて、しっかり甘い。誰がどう食べても甘い、それが甘太くん。
比較してしまうとわたしは甘太くんの方が好みですが、紅優甘も十分甘く、焼いもとして文句なし。甘太くんはスーパーで売っていないけれど紅優甘は手軽に買えるという点が、消費者としては大変ありがたいです。今後を紅優甘見かけた時は、積極的に買って焼き芋にしたいと思います。