近頃のわたしは焼き芋熱が少し落ち着き、それが自分でも実感できるほどに落ち着いてきました。
ブームというよりは生活に根付いた感がある焼き芋生活。太い芋なら一日に1.5本位、細いものなら2本~3本ということで落ち着きつつあります。
焼き芋を買いに行くスーパーの「焼き芋の焼きあがり時間、芋が並ぶであろう時間、芋があまりない時間」など、だいたい感覚として分かったきましたし、常に家に何本かの冷凍焼き芋をストックさせている状態で焼き芋を買いに行っているので落ち着いていられるということもあります。
さて、ここで気になるのは、

体重は増えないの?

体調の変化は、ある?
疑問1:体重増加について
焼き芋は栄養が豊富な健康食だから体にいいんだぞ!!とはいえ、食べすぎると太る。食べすぎると太るというのは、どんな食べ物でも同じですよね。
ただ、焼き芋の場合は健康食品であるからして、体に悪い物を食べ続けるよりはずっと良いよネっていうだけで食べ過ぎると太ります。
ただ、さつまいも=炭水化物と考えると、焼き芋の分を他の食事で調整し、かつそれ以上余計なものを食べなければ太らないと思います。(あくまでわたしの予想です。)
わたしの場合は、あまりにも焼き芋が食べたいので、一日の主な炭水化物はほぼ焼き芋から摂取していました。ほぼ白米はたべず、その分を焼き芋に振っていました。
焼き芋を食べまくってもそれ以外の炭水化物をとらずに余計な甘い物なども取らずにいたら、体重キープは可能な気がする。というのは実感としてあります。
わたしの場合は、白米は我慢できても、たまにラーメンとかパンとかお寿司など、どうしても食べたい!というものもあって、そういうものは焼き芋を食べた上で食べていましたし、お菓子も食べていました。
焼き芋がかなり甘い食べ物ですから、焼き芋=スイーツとしてチョコだとかアイスとかケーキとかお菓子とかそういうものをすべてやめて全部焼き芋にすれば、とても健康的だと思います。わたしも最初のうちはそうしていたのですが、焼き芋もたべた上でお菓子も食べたくなってしまい、我慢しきれないようになって今では焼き芋もお菓子も食べているので体重増加はまっしぐらな可能性があります。
『可能性がある』と書いたのは、焼き芋生活が始まって1週間ころに、体重増加(1~2kgくらい)を確認したところから、体重計に乗るのを辞めたからです。その後のことは分かりません。体重が増えるのは嫌だけど焼き芋も辞めたくないので、みないふりをすることにしました。
わたしの体験で感じた、焼き芋生活で体重を増やさないコツ。
焼き芋は炭水化物の代わりとし、その他の炭水化物を一切とらない。
お菓子やスイーツもすべて焼き芋とする。
このくらいの覚悟があれば、焼き芋にどっぷりつかっても大丈夫なはずです。
疑問2:体調の変化について
焼き芋は甘いです。とてもとても甘い。だけど、食べまくってもニキビは出来ません。
わたしは甘いものが大好きですが、チョコレートを食べ過ぎた時は鼻や口周辺にニキビができることがあります。しかし焼き芋に関しては、(一日に食べた総量でいうとチョコレートをいっぱい食べた時よりも焼き芋の方が相当に多いと思いますが)ニキビが出来ることもないし、顔がテカるとか、胸やけするとか、そういった変化はありませんでした。
(逆にチョコレートは大量に食べてもお腹いっぱいになりませんが、焼いもは食べ過ぎればお腹いっぱいになります。)
また、焼き芋といえばおならですよね。これに関してはわたし自身は「焼き芋をいっぱい食べたからおならがいっぱい出るようになった」とは感じません。
しかし一緒に食べまくっていた長男は

みんな見てきて恥ずかしかったよーーはははーー
変化したことはある?
ニキビも出来ないし、おならの変化もないわたしですが、「じゃあ焼き芋生活1か月で、これまでの生活と変わったことは何もないのか?」というとそんなことはなく、実は大きく変わったことがあります。
それは。

どのくらい変わったか。
ーここからシモの話になりますので、不快な方は読まない方がいいかもしれませんー
わたしはこれまで40何年間、ずっと便秘な体質でした。毎日はでないし、数日出ないこともザラでした。便の量も少なくてかたくて、そうすると排便の度に踏ん張らないといけないし、肛門も痛いし、良いことはありません。便秘体質は、なんとかしたいことの一つでした。
それがですね。焼き芋を食べまくる生活になったとたん、便通があまりにも良くなったんです。そして苦しまずにするっと出るようになったし、量もびっくりするくらい増えた。自分でもかなり驚くくらいでるので、あまりにびっくりして、一度子どもに見せた(でもちょっと恥ずかしさもあった)くらい。自分の中のどこに、こんな巨人が控えていたのか。これはすごい、誰かに見せたい!!実際に他人に見せたら変態行為で警察に捕まりそうだからやらないけどそのくらい立派!と思わず熱く興奮するくらいのブツが排出されることがあるのです。
わたしのこれまでの人生を振り返っても、ここまで快便だったことは一度もありません。トイレの時に苦しまずに、さっと出るということも。さらに1回の量も増えたし、回数も増えました。お便りが数日に1回だったのが、1日に数回届くという日もあるくらい増えました。
これはどう振り返っても「焼き芋のおかげ」。すごいです、焼き芋。食べて美味しいというだけだって大満足なのに、体調を整えてもくれるのです。
これは「焼き芋を皮ごと食べる」というのがポイントだとわたしは思っています。家で焼く時ももちろん、買ってきた焼き芋も皮ごと食べています。
「買ってきた焼き芋って、皮汚くない?皮洗ってないかもしれないんだよ?」と思われた方。安心してください。
それは夫にも言われました今日。確かにそうかもしれないんですよ。焼く前に洗っているとは思いますが、それを確認できるわけではないし、どこまで丁寧に洗っているか分からないし、焼く時や焼きあがった時などは(手袋はしていますが)店員さんは焼き芋に触れていますしね。
あと番外編としては、焼き芋を買う時、焼き芋をスーパーのかごに入れるわけだけど、紙袋から転げ落ちてかごに出てきちゃうこともあるんです。かごはさすがに洗ったりしないだろうし、毎日いろんな人がいろんなものを入れるものだからあまりキレイではないと思います。なので、やきいもの皮が「完全に衛生的かどうか」と言われるとちょっと自信はありませんけど、わたしは食べます。うん、まぁ大丈夫でしょう。と、思っています。
お腹が弱い人とか神経質な人の場合は、皮をむいたほうが安心だと思います。わたしもこれまでは「焼き芋は皮をむいて食べるものだ」と思っていましたから。
どうして皮ごと食べるようになったか?というと、2020年の1月だったと思いますが、陶芸教室でみんなで焼き芋を食べている時、皮をむいて食べていたら

焼き芋は皮が一番美味しいんだから一緒に食べなきゃダメよ。

ちなみに、そのときわたしと一緒に一喝されたおじい様は、イヤそうにしながらもやはり同様に皮ごと一口たべて「俺はやっぱり皮をむきたい」とぼそっと言っていました。
焼き芋生活はこんな人にオススメしたい
上記のように、とにかく快便になりますので、便秘で苦しんでいる人には特におススメしたい食品です。
また、甘い物が大好きな方は、もし可能であればその食べている甘いものを焼き芋に置き換えるだけでかなり健康的になります。可能であれば置き換えてみて下さい。
焼き芋はただ甘いだけじゃなくていろんな栄養が詰まっているので、甘いお菓子にはない栄養を取ることができます。芋の種類にもよりますが、焼き芋にするだけでスイートポテトとか芋羊羹とか、そういったスイーツのような食感と甘さになりますから、決して「置き換え=絶対に不可能なこと」ではないと思います。
舟和の芋羊羹、大好きです。
スイートポテトも美味しいですよね。