ハッピーハロウィン!アスペルガー母にとっては、苦痛が増えてアンハッピーだっつーの。

毎年10月末、この行事がやってきます。
ハロウィン
いつからこんなに人々(主にお店)がハロウィンに夢中になっているのか。毎年10/31はやってくるし、毎年毎年性懲りもせずきっちり町がハロウィン化する。10月は25日位までいったら一気に11月になってくれませんかね。10/31いらねーから。ちょっと来年あたり、10/31はご遠慮してもらえないだろうか。

しかし商売をやっている人であれば、これはチャンス。どんなイベントでも参加して少しでも利益を伸ばしたいと思うでしょう。
そしてまた参加する側の一般市民は、楽しきゃなんでもいいわけで、この時期にハロウィンっていうイベントが用意されたから、それならぜひとも楽しもうということですよね。

都心の街でも、わたしが住んでいるような住宅街でも、町はハロウィンで飾り立て、イベントも行われる。しかし。

わたしは幼いころより、こういった周りの人が夢中になっていること、アイドルだとかドラマやスポーツ観戦、はたまた世の中で起こっているニュースなど、全く興味がわきません。いわんやハロウィンをや。
ハロウィンが街で盛り上がっている分にはいいんですよ、別に。ビニール袋をハロウィン仕様にしたって、わたしは別に文句言ったりしない。静かにそれを受け止めるくらいの度量はある。ただね、わたしの生活の中にぐいぐい入ってきてほしくはないよね。

ことのおこりは数日前、小学生の次男が

ことしのハロウィン、友達と回ることにした

と言い出したこと。

これの何が問題なのか?というとですね。「ああ、そうなの」では済まないからです。

わたしがイベントに無関心であるこということはそれでいい。しかし、家族(子ども)は無関心ではない。つまりわたしが興味あるとかないとか関係なく、子どもの関心事に親であるわたしも振り回されるということです。どういうことか。

わたしはハロウィンに関心はない。ハロウィンに対してお金をかけて楽しもうという気もさらさらないし、周りが騒げば騒ぐほど心を閉じるし、なんなら「は?なんなの?」くらいに思っている。

しかし、子どもが近所を回るという。これはですね、近所の子どもたちがそこらへんの家(一応、友達の家を選んでいるらしい)を訪ね歩いて、そこの家の人にお菓子をもらうという行為なんです。ハロウィンなんだから「仮装」して回るのが一応の礼儀かと思いますが、子ども(特に男子)にとってはそんなことはどうでも良くて、普段着のままいろんな人の家に行ってインターホンを鳴らし、運がいいとお菓子をもらえる日。そんな認識。

そういう遊びですから、お友達同士で勝手にやっていてくれればいいんですけど、やはりそこは、そうも言っていられません。

◎母親としてこうあるべき
◎人間としてこうあるべき
◎正しい地域住民としてこうあるべき

といった「あるべき論」に縛られているわたしがここにいます。
わたしはちょっと発達障害を患っていると自分でも思いますが、それでもあくまでもグレーゾーンで、見た目では分からないし、知的な遅れもないし、自分の中の混乱はともかく、普通に挨拶をしたり会話もできる。

変わっている人間かもしれないけれどもあくまでもアスペルガーグレーゾーンですから「こうあるべきなんだろうな」ということは想像できることもあるし、考えすぎるくらい考えて行動することもあります。よってこの時期は、ハロウィンについてわたし自身は全く興味がないのに「正しい母親・人間として求められる行動とかなにか?」ということを考えされられてしまうわけです(毎年だけど)。

子どもが近所を回るというのは、誰かにお菓子をもらってくるということです。わたしとしては人に会いたくないので、居留守を使うことももちろんできる。そのくらい、突き抜けたっていいかもしれない。だけど、わたしはいくら発達障害っぽくても、それは人として「よろしくない対応である」ということは分かる。

この場合、母親として求められている行為は「事前にお菓子を用意し、訪ねてきた子どもがいれば、知っている子とか知らない子とか関係なく、にこやかにお菓子を渡してあげる」ということ。

もーーーーーーー!!!!!!

やだやだ。こどもコワイ。知らない人も知らない子どもも怖いし、何話していいか、どこ見て話したらいいか、どう対応したらいいのか分からないし、誰にも会いたくないんだけど!ハロウィンに対して興味も全くないのに、なんでこんなふうにいろいろ考えて疲れないといけないんだろうか。マジでむかつく。

・・・なんてことを言っていても仕方ありません。子どもがやりたいということを「あのさ、お母さんは、家に来た子どもたちに会うのもおかし渡すのも緊張しすぎて疲れるしイヤなの。だけど、それなのにうちの子が他の人からお菓子を貰うのはおかしいと思うから、ハロウィン回らないで」と子どもに言ってその行動を制限するのは、かわいそうだし、気の毒だと思うのです。わたしの子として生まれたばっかりに、わたしの性質のせいで出来ないということは出来るだけ減らしてあげたい。だからわたしが気力を振るいたたせてなんとかするしかありません。

となると、まずはお菓子の用意。興味がないので出来るだけお金もかけたくないし、かと言ってケチ過ぎず、それなりに子どもたちが喜んでくれるお菓子を用意しなくてはなりません。

はーーーー、めんどくせ

スーパー内を回りに回って、ようやく選んだお菓子をこれです。

これらを選んだポイント

1.子どもというものは、ポッキーが好きだしイチゴ味も好き
2.アルフォートは万人受けする定番で、おいしい

お菓子を買いに行ったとき、ブルボンのファミリーサイズのお菓子がいっぱい売っていて、これはいい!と思う反面ものすごく悩んだんです。こういうのとか

こういうのとか

もう吐き気がするくらい考えた。お菓子売り場、ぐるぐる回った。だけどブルボンの王道であるホワイトロリータとかルマンドとかバームロールは、鉄板ではあるけれどもそれが好きな人はちょっと年齢層が上かもしれない。小学生にはウケないかも。そんな中アルフォートは、同じブルボン内であってもみんなが好きな「チョコ×ビスケット」で安心の組み合わせ。物凄く喜びはしないかもしれないけど、嫌がる子どももいないだろう。

そういう思いを込めての2品。あと、もしここまで考えてても誰も来なかったなら、そのお菓子を我が家で消費することになるので、残っても食べたいと思えるかどうか、も重要でした。

イベント事を普通にこなしていける健常者の母親なら、なんら問題ありません。「あら~いいわね、楽しんでね」などといいつつ、いそいそと楽しんでお菓子を用意したり、なんなら自分でクッキー焼いたりとかもするかもしれない。

それがさ、お菓子を用意するっていうだけで自分の人生と照らしわせ、苦痛を感じつつも母親として義務を果たさなくてはと努力してスーパーにいく有り様ですからね。こちらは。まいにちヘトヘトです。ここまで考えてお菓子を用意しても、実際子どもたちが来るかどうかはまた別の問題ですし。

さて、もうすぐ子どもたちが帰宅する時間となってきました。ハロウィンをやる(近所の家を周る)子どもにとっては、早く帰ってお菓子をもらいたくてワクワクしていることでしょう。わたしにとっても、ハロウィン本番はこれから始まります。緊張する。

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